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山田孝之 映画「デイアンドナイト」制作発表記者会見!

山田孝之がプロデュースを務める映画「デイアンドナイト」の制作発表記者会見が11/2(木)撮影地でもある秋田県鹿角市で行われた。

同作は、「人間の善悪とは」をテーマに、大手企業の不正を内部告発した父の自殺をきっかけに実家に帰った主人公の明石幸次が、子供を守るためなら犯罪も厭わない児童養護施設の職員・北村と出会い、やがて復讐に目覚めていくさまを描いた物語。
山田が「裏方」に徹し全面プロデュースを手掛け、ドラマ「100万円の女たち」や映画「オー!ファーザー」「光と血」などの藤井道人監督がメガホンをとる。

父が自殺をし、明石幸次(阿部進之介)は実家に帰ってきた。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた、崩壊の危機に陥っていた。そんな明石に、児童養護施設で働く男・北村が手を差し伸べる。子供を守るためなら犯罪も厭わない風変りな北村に魅せられた明石はやがて復讐に目覚め、善意と悪意は交差していく……

今回は一切出演せず“裏方”に徹底した理由を聞かれた山田は、「自分で出演しながらプロデュースするという形もありますが、この作品は3年以上前から、初めて本格的にプロデューサーとして関わろうと思った作品で、資金繰りやロケ地への挨拶やオーディションや、ここまで作品に入り込むこともなかなかないので、正直ここまでやっていて自分が俳優として出演するのは無理なくらい、プロデューサーとしての仕事をたくさんさせていただいてます。出るよりもやるべきことがたくさんあったので、出演することはやめました。全てが初めての事で、何からしたらいいのか、何をすべきなのかが全くわからなかった中で、伊藤プロデューサーと出会うことができて、お金のことも含めて全てを教えてもらい、学ばせていただきながら成長できていると実感しています。撮影が始まれば、天候のことや人間関係のことや体調のことや色々なことが現場で起こってくると思うのですが、プロデューサーという立場から現場をサポートしていきたい。みんなの芝居を見るのが楽しみ。」と意気込みたっぷりに語った。

クランクインを迎えた気持ちについては「正直、怖くもありますが、でも嬉しい気持ちの方が大きいです。」と語り、続けて「オーディションをしている時に、探している役にぴったりはまる方と出会えて、その演技を見た時に鳥肌が立って自然と涙が出てきました。最初に脚本作りをしている段階からみんなで言っていたんですが、完成して初日の舞台挨拶を迎える時には感動して泣いてしまうんじゃないかと思うくらい、非常に思い入れの強い作品です。」と熱い思いを語った。

この日のフォトセッションには、鹿角市実行委員会より岩船勝広委員長、三種町実行委員会より岩谷作一委員長が参加。また、鹿角市の観光イメージキャラクター「たんぽ小町ちゃん」が駆けつけ、花束をプレゼントし、会場を盛り上げた。

撮影は11/3(金)から11月末までの約1か月にわたり、秋田市、鹿角市、三種町にて行われる予定。
公開は2018年予定となっている。
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