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太賀 主演映画「ポンチョに夜明けの風はらませて」初日舞台挨拶!
同作は、「ひゃくはち」「95」など数々の青春小説を手がける早見和真さんの同名小説を気鋭の映像作家・廣原暁さんが映画化。
将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生たち。彼らの行くあてもない“高校最後の旅”を描く青春ロードムービーだ。
人情深いお調子者・又八を演じる太賀は、「今日は本当に朝早くからこの映画を観に来てくださって、ありがとうございます。無事初日を迎えられて本当に嬉しく思っております。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。
印象に残っているシーンを聞かれると、「僕は海に入ったりして寒かったのですが、実は自分の中で最も過酷だったなというのが海のシーンよりも砂浜に埋もれて寝るシーンが1番寒くて過酷でした。色々な部分がどえらいことになっていて…(笑)。台本では僕の上に犬が来て顔をペロペロ舐めて僕が起きるという設定だったのですが、結果として犬が全く僕の顔を舐めてくれず、顔中にバターを塗りたくって極寒の中犬のペロペロ待ちが1番きつかったです(笑)。結局そこが編集ではガツっとキュッとなっていましたけど(笑)。それも良い思い出でした。」と話し、笑いを誘った。
最後は、ご来場いただいた皆様に向けて、「観に来てくださって、本当にありがとうございます。初日を無事に迎えてとてもヒリヒリしています。この作品を撮って1年近く経つのですが、1つの映画が作られてそして公開されるまでに、色々な人の支えとたくさんの時間が掛かって、今日という日を迎えられたと思っています。この映画に関して言えば本当にたくさんの人の思いと熱量がこもっている作品になっていますので、どうか今日観に来てくださった皆さん、何かしらの口コミをSNS等で広げていただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました。」とメッセージを送り、締めくくった。
太賀主演映画「ポンチョに夜明けの風はらませて」は、新宿武蔵野館ほか全国公開中!
誰もが“あの頃”を思い出し、バカバカしさに笑って、切なさにグッとくる、青春覚醒ロードムービー、ぜひ劇場でお楽しみください。
【ストーリー】
ただ何となく日々を過ごしていた高校生の又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、ジンは一流大学への進学を目指し、ジャンボは実家のとんかつ屋を継ぐことを決めていたが、又八だけは何も進路を決められずにいた。
“このありふれた日常から少しだけでも抜け出したい”そんな思いを胸に、彼らはジャンボの父親の愛車セルシオに乗って海に向かう。旅の途中でグラビアアイドルの愛(佐津川愛美)、風俗嬢のマリア(阿部純子)ら刺激的な“大人たち”と出会いながら、普段では味わえないハチャメチャな体験をする3人。一方、置いてけぼりをくらい、又八と約束した卒業ライブに向けてギターの練習に明け暮れる中田(染谷将太)。
彼らの「青春」が、今ようやく動き出す――。
(敬称略)