TV
山﨑賢人 ドラマ「陸王」特別試写会&舞台挨拶!
同作は、池井戸潤さん原作の『陸王』をドラマ化。かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋屋「こばせ屋」が、仲間たちとともに復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。
宮沢紘一(役所広司さん)は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて、新規事業への参入を考え始める。それは、会社を今より大きくしたいという気持ちより、新規事業がなくては、この先会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から始まったものだった。そしてその事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発だ。
しかし従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のりだった。新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力―。更には世界的に有名なスポーツブランドとの競争。何度も挫けそうになる宮沢だが、その度に家族が、従業員が、取引先が、銀行の担当者が、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。
果たしてランニングシューズの開発は成功するのか。そしてその先に、「こはぜ屋」の未来はあるのか!?たった一つの商品を愚直につくり続けてきた製造業者が、仲間との強い結びつきをバネに今、一世一代の大勝負に打って出る!
山﨑は、宮沢紘一の長男・宮沢大地を演じる。
就職活動の傍ら「こはぜ屋」の手伝いをしている。経営を立て直す打開策として、マラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせた父や、プライドを持って仕事をする従業員の姿を目の当たりにして成長していく。大地は「陸王」のソール部分に使われる特許「シルクレイ」の生産を任されるが、無事に生産するまでにはいくつもの困難が立ちはだかる。その困難をどう乗り越えていくのか。一見飽きっぽく無責任だが、自分の道と決めたことには熱中できるという役どころを演じる。
舞台挨拶にて山﨑は、役所さんと親子関係という役柄を演じることに、「最初はずっとぶつかり合っています。大地は足袋を作っているところを小さい頃から見てきたので、そこに思うことがあって。これからどうなっていくのかなという感じです。喧嘩ばっかりしているんですけど、役所さん自身はとても優しいです。」とコメント。第1話を見た感想について、「良い話ですね。これから大地も(ランニングシューズ開発に)加わっていくので楽しみです。」と笑顔を見せた。
ドラマ「陸王」は、TBSにて、10/15(日)より毎週日曜21:00~放送。
ぜひご覧ください!