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本仮屋ユイカ ドラマ「さくらの親子丼」制作発表会見!

本仮屋ユイカ出演、オトナの土ドラ「さくらの親子丼」(10/7スタート、東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表会見が10/4(水)都内で行われ、キャストと共に本仮屋が出席した。

同作は、連続テレビ小説「あぐり」、「3年B組金八先生」などの清水有生氏が脚本を手掛け、リアルな社会問題についての取材をもとに“現代に生きる不器用な人々”を描いたオリジナル・社会派人情ドラマ。
古本屋を営むシングルマザーの主人公・九十九さくら(真矢みきさん)が、行き場を失いお腹を空かせた人々に親子丼を振る舞い、彼らの抱える問題に向き合っていく。

本仮屋は、九十九さくらの娘・恭子を演じる。16年前に兄が殺害されて深く傷つき、現在は1人暮らしをするフリーライターという役どころだ。

会見にて本仮屋は、「真矢さんとは2回目の共演。親子という近い関係を、和気あいあいと演じることができると思っていたら、ピリピリとしたシーンが多くて…。なので、こういった会見の場で和やかに談笑できるのがとても嬉しいです。よろしくお願いします。」と挨拶。

恭子を演じるにあたり、「16年前の事件は恭子の人生、そして人格をも変えてしまったもので、すごく根深いけれど、それがどこまで表面に出てきているのか、その起伏を考えました。また、母親と対峙した時の気持ちが大事だなと感じていて、真矢さんを心から尊敬していて、気心が知れていると思っているので、母親に対して意地を張ったり甘えたりといったところが、緊張はしますがとても演じやすいです。恭子とさくらさんの関係が良い方向に向かうといいなと思いながら演じています。」と充実感をにじませた。

自身が役柄と似ている点、違う点は?という質問があがり、「こんなに“許せない”というセリフを言う役は初めてです。私も許せないと思うことはありますが、根に持ち続けられるパワーが逆に考えると愛なんだなと恭子のセリフを言いながら感じます。愛情の出し方は違うけれども、正義感の強さという意味では似ているのかなと。その愛情の出し方に気をつけながら演じています。」と話した。

また、さくらが劇中で話す言葉で印象に残っているものは?と質問され、「“人は悲しみの中では生きていけるけれど、苦しみの中では生きていけない”という言葉です。悲しいのも生きられないと思いつつ、私は悲しみを燃料にチャレンジしてみようとか、改善策を考えようとするタイプ。苦しみは確かにただただ苦しくて、このセリフは恭子自身が言う回もあるので、母親と同じセリフを言うことができて嬉しいです。」と語った。

作品にちなみ、自身の思い出の味を聞かれ、「節目やお祝い事の度に作ってくれる祖母のお赤飯です。忙しくて祖母の家に足が遠のいてしまった時には、妹が作ってくれました。妹が私を飛び越して我が家の味を受け継いでしまったので(笑)、今度は私が作って誰かに食べてもらいたいです。」と答えると、真矢さんから“そうめんもでしょ?”と振られ、「そうなんです。我が家のそうめんは中華風で、ごま油と卵が必ず入っています。ある日そうめんを食べに行った時に“我が家とは違う。これはなんだ?”となりました。」とエピソードと共に語った。

主人公・さくらを演じる真矢さんについて、「毎日情報番組をやられていて、本当に大変だと思うんです。朝、生放送を終えてから、自分の人生ではない“さくら”という人の人生を全く違う時間軸で演じる。人って疲れたりピリピリすることがあるのに、真矢さんはそんな顔を見せたことがなくて、いつも穏やかで爽やか。人への寄り添い方も美しくて、隣にいるだけで自分も綺麗になっているような気がしています。」と笑顔を見せた。

最後に、9月に誕生日を迎えたのを機に、新たに挑戦してみたいことは?という質問が投げかけられ、「今年、舞台で歌を歌ったのですが、すごく楽しくて(笑)。残念ながらダンスシーンはなかったので、次こそはミュージカルで歌って踊りたいです。ただ、みんなが知らない、音が外れても分からないようなナンバーがあるミュージカルを希望します(笑)。」と声を弾ませた。

オトナの土ドラ「さくらの親子丼」は、10/7(土)より東海テレビ・フジテレビ系にて毎週土曜23:40~放送。
ぜひご覧ください!

【ストーリー】
東京・大田区。羽田空港にほど近い、下町とも言える雑多な雰囲気の中、ぽつんと一軒の古本屋「九十九堂」がある。
漫画を中心に揃え、幅広い世代が訪れる店の主人・九十九さくらは、少し変わった毎日を送っていた。

古本屋の奥には「たまりば」と呼ばれる一室が。
そこには、どこからともなく“行き場を無くした人々”が集まる。
すると、主人のさくらは、深く詮索するでもなく「親子丼」を出す。
相手が誰であろうと無料。
それがうまい。お腹を満たすだけでなく、心まで温めてくれるような…。

空腹が満たされた“行き場のない人”は、少しずつ、自分のことをさくらに話し始めるのだ。
それをさくらは聞く。ある時は笑顔で励まし、ある時は共に涙を流しながら。
「泣きたいときは泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」
それがさくらの口癖だ。

―今日もまたひとり、ふたりと、
現代社会からはみ出してしまいそうな人間が、九十九堂を訪れる。

少年院出所後、妹の夢のために貧乏ながらも明るく懸命に生きる少年。
「この子さえいなければ…」と日々悩み続けるシングルマザー。
複雑な家庭環境から摂食障害に悩む女性教諭。
会社で居場所を失った自閉症の男性。
今を生きる人々の、様々な事情、リアルな感情が浮き彫りになっていく。

―そんな中、さくら自身もまた、悲しい過去と向き合うことになる。

さくらが親子丼を無料で振る舞うキッカケになった、16年前の出来事とは。
ある日、九十九堂を訪れた一人の少女・二宮あざみが、時計の針を巻き戻していく…。
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