月川翔監督作品、映画『君の膵臓をたべたい』が7/28（金）公開初日を迎え、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶に月川が登壇した。

同作は、2016年本屋大賞第2位、2016年年間ベストセラーランキング単行本フィクション部門 1位、Yahoo！検索大賞2016小説部門賞を受賞、、累計発行部数180万部を突破（2017年7月時点）した同名ベストセラー小説の映画化。
「キミスイ」の愛称で若い世代を中心に人気で、膵臓の病を抱えた高校生・山内桜良と彼女の同級生【僕】を軸に、原作にはない12年後の＜現在＞と、桜良と一緒に過ごした学生時代の＜過去＞という、2つの時間軸を交差させながら、大切な人の死、過ごした時間、伝えたかった想いなど、時を経て届く言葉を超えた想いが綴られる。

高校生のクラスメイト・山内桜良（浜辺美波）の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】（小栗旬）。
彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく―。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」（＝闘病日記）を偶然見つけたことから、【僕】（北村匠海）と桜良は次第に一緒に過ごすことに。
だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。
桜良の死から12年。
結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子（北川景子）もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた―。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人―。

上映後の舞台挨拶にて月川は、「たくさんの話題作が公開されている中で、この映画を選んで足を運んでくださってとても感謝しております。ありがとうございます。」とコメント。

この日登壇した小栗さんが、自身の主演映画『銀魂』の舞台挨拶時に同作のプロモーションをしていたという話題になり、「ありがとうと思いながら記事を読んでいて、とても嬉しかったです。」と感謝した。

その後、移動距離11,510km（およそ日本一周分）、取材時間205時間、取材媒体数285媒体という怒涛のPR活動を送った浜辺さんと北村の軌跡を映像で紹介。「とにかく感謝です。この映画を伝えるためにたくさんの人に関わっていったんだと改めて思いました。また、ここ数ヶ月で2人があっという間に大人になっていって、映画の中でも生きることは人と関わることだという内容が出てきますが、たくさんの人に関わった結果、2人が成長していったんだなと思うと感慨深いものがあります。」と思いを語っていた。

映画『君の膵臓をたべたい』は現在、絶賛公開中。
ぜひ劇場でご覧ください！

（敬称略）