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窪田正孝 映画「東京喰種 トーキョーグール」ジャパンプレミア!
映画「東京喰種」は、2011年から2014年まで週刊ヤングジャンプで連載され、2014年からは「東京喰種トーキョーグール:re」として同誌で連載中、世界累計3,000万部の発行部数を誇る石田スイさんによる超人気コミックスの実写映画化。
人を喰らう“喰種”(グール)が存在する東京を舞台に、ある事故がきっかけで“喰種”の内臓を移植され、半“喰種”となった金木研(カネキ)が、人の命を奪い、喰い生き永らえる“喰種”の存在に疑問と葛藤を抱きながら、熾烈な戦いに身を投じていく物語。今や日本だけでなく全世界37の国・地域で刊行されるほどの人気を博している同作が、コミックだけではなく、アニメ、舞台、ゲーム化を経て、実写映画が7/29(土)遂に公開となる。
人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ・窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼ(蒼井優)の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ・清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。
窪田は、主人公・金木研(カネキ)を演じる。カネキは読書が趣味の平凡な大学生。しかし、喰種の女性・神代利世(リゼ)に襲われたことをきっかけに[半喰種]になり、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくに助けを求める、という役どころ。
この日はまずレッドカーペットイベントが行われ窪田は、「いよいよ公開となります。石田スイ先生原作の「東京喰種」は、自分は生きているつもりでも実は人に生かされているとか、周りの人への感謝といったメッセージが含まれた作品です。ヒューマンドラマでもあり、エンターテイメントとしても楽しめると思います。今日は楽しんでご覧いただけたらと思います。」とコメント。
その後の舞台挨拶にて、「去年の今頃撮影をし、CGも加わり、最高のエンターテイメント作品が完成しました。今日初めて日本でお披露目となります。先日L.Aに行ってきまして、皆さんの熱がすごくて、その熱が日本の皆さんにも届いたら嬉しいです。よろしくお願いします。」と挨拶した。
自身が演じたカネキの魅力について、「カネキは読書が好きで冴えない男ですが、真っ白で何もないのが魅力なのかなと思います。もちろん過去のトラウマがあると思うのですが、何者にもなれる、だからこそ自分が何者なのか分かっていない。それは言ってしまえば中途半端な部分でもあるし、正義を貫くとどこか洗脳されていると周りから見えてしまうかもしれないなと。これは、原作を読んでいただければ、この意味が分かっていただけると思います。」と話した。
また、7/3に行われたロサンゼルスのワールドプレミアを体感し、「英語が話せないので、“東京喰種、好きですか?”と聞いたらすごい盛り上がって、日本語が分かるんだなと。好きなものから入って、日本の文化を知ってくださっているんだと思いました。あと、(コスプレ姿の)カネキが40人位いて、“マスクはどちらで買われたんですか?”と聞いたら“インターネット”と言っていました。インターネットは便利なんだと思いました。」と笑いも交えて話した。
この日は、原作者である石田スイ先生が、窪田をモデルに主人公・カネキを描きおろした絵が登場。窪田へサプライズでプレゼントされると、「すごいです。」と一言。客席からの“見たい”との声に、「見たいと言ったら見れると思ったら大きな間違いです(笑)。」と勿体ぶりながらも披露し、大きな拍手が起こった。「ホクロもちゃんと定位置に描いてくださって。もう見せないです。嘘です(笑)。心からお礼を言わせていただきたいです。感謝の言葉しかないです。本当にありがとうございました。」と感激していた。
そして最後に、「今日は偉そうに真ん中に立たせてただいているのですが、作品の大きさや重さ、L.Aに行って肌で感じたファンの方々のメッセージを強く受け止める時間が宣伝期間中ずっとありました。自分にとってとても大きなチャンスというか体験をさせていただきました。日本のマンガ、アニメは世界に誇れるものだと思いますので、「東京喰種」映画版をきっかけに、広めていっていただけたらと思います。ありがとうございました。」と作品への思いを語った。
映画「東京喰種 トーキョーグール」は7/29(土)世界公開。
ぜひご期待ください。
(敬称略)