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渡部篤郎 ドラマ「犯罪症候群」Season1第1話試写・制作発表会見!
同作は、累計45万部を超える貫井徳郎の3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」をシーズンごとに主役を入れ替えるという手法で初のドラマ化。東海テレビ“大人の土ドラ”、WOWOW“連続ドラマW”の共に独自の世界観のある人間ドラマを目指すドラマ枠が、大人が楽しめるエンターテイメントドラマを初めて共同製作する。『復習しない地獄、復讐する地獄』。2017年春、重厚なテーマのサスペンス大作を届ける。
警視庁には捜査課が表立って動けない事件を処理する「裏稼業」ともいえる存在がいた…。警察組織が扱いにくい事件を捜査し、真相を追い求めるのが特殊任務担当の彼らの仕事。このドラマは「特殊任務」につくことになった男と、その男の親友である現役刑事、そして特殊任務を指揮する男の3人を軸に“誘拐”“失踪”“殺人”の3種類の事件を重厚に描く社会派サスペンスである。
ドラマ全体を通しての共通テーマは『復習の是非』。
主役は、同じ大切な女性を殺された二人の男。早くに両親を亡くし、親代わりにかわいがってきた妹を殺された男・武藤隆(玉山鉄二さん)。天涯孤独の身で、唯一愛した恋人を殺された男・鏑木渉(谷原章介さん)。
Season1では、心のうちの復讐心に苦しみながらも、復讐を選ばず、妹のような犠牲者を二度と出さないように犯罪を追い続けようと決意する武藤。Season2では、一線を越えた復讐に囚われていく鏑木。また特殊任務の指揮役であり事件解決のためなら手段を択ばない非情の男・環敬吾(渡部)。この3人の男の物語を軸に、特殊で興味深い誘拐事件や殺人事件を取り上げ、男たちの対照的な生き様を通して「復讐の是非」の表裏を描く。深い友情で結ばれている武藤と鏑木は、復讐を巡って互いの決意の違いに葛藤し、怒り、苦しみ、そして悲劇的な結末を迎えることに…。
試写会後に行われた会見に出席した渡部は、「WOWOWさんと東海テレビさんの共同製作ということで、今から23年くらい前になりますかね。東海テレビさんでお昼のドラマに出演させていただきまして、23年振りに声を掛けていただきました。この計算でいくと、今48歳なので、次回は71歳ぐらいになりますね(笑)。WOWOWさんは、12作目の出演になりまして、毎回このような場で必ず言っているのですが、まだご加入されていない方は、ぜひともご加入ください。営業部のようになっていますけども(笑)。今回は特にSeason1と2があるのですが、1です、2です、という感じではなく、そのままの流れで2に進んでいくので、加入しないとさっぱり意味がないです。という、ずるい手を使っていますので(笑)、何卒よろしくお願いします。」とユーモアを交え作品をPRし、会場の笑いを誘った。
ここまでの撮影の手応えを問われると、「偉大な原作があって、それを作品化したいというプロデューサーたちがいて、本当に熱意を感じる現場です。僕はもう安心してそれについていこうと。そして自分が出来ることは精一杯やろうと。手応えはあります。」と話した。
同作は役者陣の重厚感ある演技も見どころの一つだが、20代の頃と現在との演技に対する考え方の違いを問われ、「お芝居は答えがないものですからね。そういうところで若い頃からもがいていたりして、今もそんなに変わらないですけど、楽しくはずっとやっています。あとは僕より少し年下の方とご一緒させていただいて、年下の方のお芝居を見ていてものすごく勉強になるなと思えるようになったのが20代の頃の自分とは違うところですかね。…なんか良いこと言ったよね(笑)。」と語った。
最後に視聴者へ向けて、「これはずっと変わらないことなのですが、とにかくいつも一生懸命やっています。観てくださる方は、大変貴重な時間を割いて観てくださっていると思っています。それに応えられるよう、日々頑張っておりますので、(登壇陣を見ながら)これからも撮影を頑張っていきましょう。」とメッセージを送った。
ドラマ「犯罪症候群」Season1は、東海テレビにて4/8(土)より放送スタート。その後Season2が、WOWOWにて6/11(日)より放送スタート。ぜひご覧ください。
「犯罪症候群」
▼Season1
東海テレビ
2017/4/8(土)放送スタート
毎週土曜23:40~24:35
▼Season2
WOWOW
2017/6/11(日)放送スタート
毎週日曜22:00~23:00