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大政絢 映画「コスメティックウォーズ」完成披露試写会!
同作は、大政演じる老舗化粧品会社のロングセラー商品の機密情報を盗もうと社員として潜入する産業スパイヒロイン・三沢茜が、その会社に潜り込み情報を集めながらも、会社で出会った人々と触れ合っていく内に、次第に自分自身がやっていることに疑問を感じていく物語。
化粧品会社アルビオンに全面協力を得て化粧品業界の裏側をリアルに暴くと共に、身も心も努力の積み重ねで美しくなっていく成長過程が、感動的に描かれる。
一人前の経営コンサルタントを目指し産業スパイとなった三沢茜(大政)は、上司であり恋人の坂本剛(渡部豪太さん)の命を受け、老舗化粧品会社の新入社員となって潜入する。美容部員として評価を受けた茜は、人事部の峰岸百合恵(奥菜恵さん)の推薦もあり、本社商品開発部へ異動となった。そんなある日、坂本から指令が下る。それはモデルチェンジするロングセラー商品の機密情報を盗むことだった。茜は、目当ての商品担当を命じられ研究所に出向くが、担当の研究員・中野渡千香(高岡早紀)は、茜を冷たくあしらうほど手ごわい存在だった。そんなある日、白神の研究所に行った茜が山中で遭難したことをきっかけに、茜と中野渡の関係も改善していくとともに、化粧品を作る社員たちの熱い想いにも触れていく中で、茜は徐々に今自分がやっていることに悩み始める…。
舞台挨拶にて、「主演ではありましたが、知っているスタッフさんばかりだったので、心地よく撮影に向かうことができました。」と語った大政。
自身が演じた役柄について、「今回の役が映画を通して成長していく役柄だったので、現場で監督と話し合いつつ演じていきました。スパイという役柄ですが、真っすぐで人に言われたことを信じてしまうピュアな子。思ったことを聞いたりするところは自分と似ているかなと思いました。」と話した。
作品を通して“化粧品”に対し新たに発見したことは?という質問があがり、「たくさんありました。スキンケアが好きだという話をしてはいましたが、深くは知らなかったんだと。奥深いものがたくさんあって、もっと勉強しないとと感じました。」とコメントした。
同作では、大政をはじめとする女性キャストがすっぴんで登場するシーンが多く映し出されているが、「すっぴんで演じることに躊躇はなかったです。お芝居が主なので、顔が汚くても特に大丈夫かなと思いました。でも、化粧品会社のお話なので、肌のコンディションは完璧にしておかないと思い、撮影に入る2ヶ月前位からお手入れは欠かさずやっていました。」と振り返った。
この日は、翌日にバレンタインデーを控えていることから、相手別にどんなチョコレートがいいかを聞かれ、「恋人には手作り。お父さんには彼のものを作ったついで(笑)。身近な人には手作りの方が愛情が伝わりやすいのかなと思います。」と話しつつ、井上正大さん、丹羽多聞アンドリウプロデューサーに手紙を添えたチョコをプレゼント。そのお返しとして4日に誕生日を迎えた大政にサプライズのケーキが登場、会場全員でバースデーソングを歌って祝うと、「すみません。」と恐縮しながらも大喜びの様子だった。
そして最後に、「化粧品会社の方は、1つのものを作るのにとても愛を込めて、自分の子供のように育てていくんです。この映画もそんな作品になっていると思います。今日来てくださった皆さんが、この映画を初めて観てくださる方。たくさんの方に広めていっていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「コスメティックウォーズ」は3/11(土)丸の内TOEI2ほか全国ロードショー。
ぜひご期待ください!