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小松菜奈 「第38回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞受賞!

小松菜奈が「第38回ヨコハマ映画祭」にて最優秀新人賞を受賞し、2/5(日)横浜・関内ホールにて催された表彰式に出席した。

同映画祭は、映画ファンが主催するユニークな映画祭・映画賞として定評がある映画祭。
小松は、2016年に公開された映画「ディストラクション・ベイビーズ」での演技が評価され、最優秀新人賞を受賞した。

表彰式にて、賞状・トロフィー・花束を授与された小松は、「このような名誉ある賞をいただき、とても嬉しく思います。私にとって(「ディストラクション・ベイビーズ」で演じた)那奈という役はとても挑戦的な役で、冒険でもありました。私の中で何かをぶち壊して、その役に染まりたいという想いがあったんだと思います。現場で生まれる人と人との感情や表情、何かに逃げたり何かを追い詰めたりすることで、那奈として生きることができました。これからも触れて、見て、感じて、たくさんのことを吸収していきたいと思います。今日はありがとうございました。」と挨拶し、会場からは温かい拍手が送られた。

MCから、映画「ディストラクション・ベイビーズ」は小松にとってどのような作品かを問われると、「今までは割としっとりとした役であったり、『渇き』の時は裏では悪い女の子だったりで、自分が暴力を振るうという表面的な役は初めてでした。凄く楽しくて、役を通して暴力的な部分を見せるということができるって良いなと…(笑)、色々なアイデアが出てくるというかすごく新鮮でした。」と話した。

“小松さんにとって演じることとは?”との質問には、「すごく辛いと思うこともありますし、なかなか上手くできなくて落ち込むこともありますが、その中で役として生きられることや、現場で教わることもありますし、共演者の方の芝居を実際そこにいて感じられることが、私の中で生きているなという感じがします。」と語った。

現在日本でも公開中の映画「沈黙-サイレンス-」でハリウッドデビューも果たした小松。同映画のメガホンをとるマーティン・スコセッシ監督との撮影現場での様子を聞かれると、「時間のかけ方が全然違います。メイクも衣装も準備をしている状態で、『ごめん、今日は撮れない。』というのがあったり、監督はあまり現場で指示を出す方じゃないのですが、現場に来ると『素晴らしい!素晴らしい!』と言いながらテイク30とか40とか…(笑)。今のなんだったのだろうというドSな部分がありました(笑)。」と笑顔で振り返った。

小松は現在、出演映画「沈黙-サイレンス-」が公開中!また、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(8/4公開)の公開が控えている。
2017年の出演作品にも是非ご期待ください!
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