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小松菜奈 映画「沈黙-サイレンス-」ジャパンプレミア!

小松菜奈出演映画「沈黙-サイレンス-」のジャパンプレミアが1/17(火)都内で行われ、小松が出席した。

世界の映画人たちに最も尊敬され、アカデミー賞にも輝く巨匠中の巨匠、マーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔にして、世界20カ国以上で翻訳され、今も読み継がれている遠藤周作さん原作の「沈黙」を映画化した「沈黙-サイレンス-」(原題:Silence)。
スコセッシ監督が原作と出会ってから28年、読んだ瞬間に映画化を希望し長年に渡り温め続けてきたという同作が、いよいよ1/21(土)公開される。人の強さ、弱さとは何か?信じることの意味とは?人間の普遍的なテーマに深く切り込み、混迷の現代に人間の本質とは何かをあぶり出す、渾身の一作が誕生した。

17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教(信仰を捨てる事)したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは 日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。
日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の 井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。そして次々と犠牲になる人々―
守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは―

小松は隠れキリシタンのモニカ役で、ハリウッド映画初出演を果たす。

上映前の舞台挨拶にて小松は、「撮影は19歳の時。監督がずっとお撮りになりたかったこの素敵な作品に関わらせていただき、10代としても自分の人生としても幸せです。英語のセリフが慣れず、どうやってお芝居をすればよいか、感情をどこに持っていけばいいかなど迷う部分はありましたが、監督や英語を教えてくださった先生が丁寧に教えてくださったり、役者の先輩方のお芝居を拝見し、とても貴重な体験ができたと思います。」と撮影を振り返った。

さらに作品について、「原作を読んだ時に聞いたことのない難しい言葉が多くありましたが、完成した作品を観て、若い人たちはこの作品をどんな気持ちで観てもらえるのかなと思いました。21日の公開からの反響がとても楽しみで、一人でも多くの方々、特に若い人たちに観ていただきたいです。」とコメントした。

また、撮影現場でのエピソードを聞かれ、「私が感情をぶつけるお芝居があるのですが、(その日はいろいろなシーンの撮影をしていて、)陽が落ちかけた時にそのシーンの撮影になったんです。(その)撮影が終わり次の日になって、スタッフの方々が大勢で私の前に来てなにかと思ったら、“(ごめん、)昨日のシーン、編集したら陽が繋がらなかった。もう1回今日やってほしい”と言われ、そのシーンの感情が込み上げてきて泣いてしまいました。でも、求めてくださっているということは、まだできると思ってくださっているということ。その時は大変でしたし辛かったのですが、もう1回監督に見ていただけるのは幸せなことだと思いました。」と当時の心境を語ると、“かなりのリアクションをするシーンで、彼女の芝居にビックリして、そのシーンをもう1回お願いするのが痛くて。でも、同じくらい激しい演技を見せてくれた。これななかなか見物だった”と監督から賞賛を受けた。

映画「沈黙-サイレンス-」は1/21(土)公開。
ぜひ劇場でご覧ください!
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