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椎名桔平 出演ドラマ「嫌われる勇気」完成披露試写会!
シリーズ累計180万部超の大ベストセラー「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)を、大胆に刑事ドラマに再構築して実写化。同作は「世界一嫌われている女刑事」庵堂蘭子の生き方を通して、「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマ。
椎名が演じるのは、「犯罪心理学」を専門としている、帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人(だいもんじ・てつと/52)。大文字は、事件の犯人像に関する情報を警視庁に提供している特別コンサルタントで、これまでもいくつかの難事件で警察に捜査協力してきた実績があり、警察庁・警視庁内部には彼の信奉者も多い。「アドラー心理学」を含め、犯罪心理以外の心理学も一通り習得しており、人間の裏側にある悪の側面を知っているためか、どこか厭世(えんせい)的で皮肉屋。分析を求められれば心理学に基づいて、ズバズバと相手の誤りを指摘する毒舌家でもある。蘭子が大学2年の時、「アドラー心理学」の本を夢中になって読む彼女を見て興味を持ち、自分のゼミに誘った。蘭子のことを理解できない青山に、「アドラー心理学」の存在を教える“すべてを知る男”。
第1話の試写の後、ステージに登壇した椎名は「全てを知る男の椎名桔平です(笑)。大学教授という非常にハードルの高い役どころで、「アドラー心理学」を青年にわかりやすく教えていくという役柄です。言葉は簡単に聞こえるかもしれないのですが、説明しようとすると結構難しいなと思いながら、日々戦っているんですけど、原作にはない設定の中で、庵堂蘭子と何か関係のあるというミステリアスな部分もあるみたいので、そこも楽しみに撮影しています」と挨拶。
「アドラー心理学」を原案に刑事ドラマ化すると聞いた時の率直な感想を聞かれ、「加藤くんの言う通りで(笑)、話を聞いた時は、「アドラー心理学」をどういう風に作品にするのかと思ったんですけど、台本を読んでみるといろいろつながっていて、とても面白かったです。僕の役は原作の哲人(哲学者)を体現するという役なので、原作のファンの方にも応えられるような演じ方をしなくてはいけないと思って、いろいろ考えております。」と答えた。撮影に入る前に、大文字教授の部屋にあるソファーと机の距離感などについてアイデアを出してたことなどのエピソードも披露された。
実際に「アドラー心理学」を読んだ感想について「インパクトが強い作品だと思ったし、時代が変わったんだな、とそういう風な思い方もしました。今まで日本は協調の美だったり、前に出ないことを良いとするなどの習慣もありますし、アジアが献身的な美しさを求めらる地域だったと思うんですけど、アメリカはアドラーがポピュラーみたいなので、自分を前に出していいんだ、出したいなと思う時代になってきているんだと思いました」と語った。
「嫌われる勇気」の共同著者の古賀史健さんも登壇し、出演者が「アドラー心理学」の中で印象に残ったエピソードを選び、解説を受けるなど、非常に内容盛りだくさんな舞台挨拶となった。
ドラマ「嫌われる勇気」は本日1/12(木)22:00スタート!
ぜひ、ご期待ください。
毎週木曜日
22:00〜22:54
「嫌われる勇気」
フジテレビ
※1/12(木)スタート。初回のみ15分拡大。