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松雪泰子 主演映画「古都」初日舞台挨拶

松雪泰子主演映画「古都」の初日舞台挨拶が12/3(土)に新宿ピカデリーで行われ、松雪がYuki Saito監督、キャスト、主題歌を歌う新山詩織さんと共に登壇した。

映画「古都」は1962年に新潮社より刊行された川端康成『古都』の現代版として、原作では描かれなかった、大人になった主人公たちの物語として映像化。京都伝統の呉服屋で生きる姉と北山杉の里で働く双子の妹を主演の松雪泰子が一人二役で演じる。

上映前に行われた舞台挨拶で、松雪は「初日にお越しいただき、ありがとうございます。先日京都で先行公開されて、今日やっと全国公開ということで、大変楽しみにしておりました。今日はゆっくりと楽しんでください。」と挨拶。

作品の舞台となった京都で11/26(土)に先行公開され、舞台挨拶に登壇したが、「上映後の挨拶に伺った時に、みなさま温かい笑顔で迎えてくださって、本当に嬉しかったです。昨年の11月から1ヶ月間、京都で撮影をしていまして、非常に濃密な時間を過ごせましたし、監督はじめスタッフと共に一生懸命とり組んだ作品ですので、受け入れていただけたような気がして嬉しかったです。今回は現代版ということでまた違う切り口で作品は表現されているんですけども、川端康成先生の文学に表現されている京都の美しさ、自然の豊かさ、そして情緒、そこに生きる人々の純粋性がこの作品にもしっかりと流れていると思いますし、改めて日本文化の素晴らしさ、奥の深さも体感していただける作品だと思いますので、それが京都で生み出され、全国のみなさんに届けられるのは非常に嬉しく思っています」と語った。

この作品のテーマでもある親から子へ、未来へ紡ぐということを演じながら感じたことについて「この映画を見ていただくと日本人の精神性、文化の豊かさ、無くしてはいけない特に京都の伝統産業を守るということが感じていただけると思います。ちゃんと次に世代に伝えていくことは非常に重要なことだと思うし、どのような形で若い人に渡せるかということが今回テーマで、改めて繋いでいくことや家族ともう1度向き合うことが大切だと感じていただければと思います。自分の中でもこの作品に関わって、今でもまだどう繋ぐべきかということは模索中ですし、非常にデリケートなことなので、簡単にはできないことだと思いますが、見ていただくと改めて家族で向き合って話してみようかななど、何か思っていただけるんじゃないかと思います」と話した。

最後にこれからご覧になるお客様に「映画の制作にあたり、脚本をいただいてどのように立ち上げていくか監督とお話しして、とにかく行間にあるものをたくさん感じていただけるような、想像力を持って、スクリーンで体現していただける映画にしたいねという話をしました。私が川端先生の小説を読んだ時、言葉から情景がひろがり、絵画のように目の前で広がっていく描写を感じ、素晴らしいなと感動したその精神はこの映画にも流れていると思うので、たくさん想像力を働かせて、感じて見ていただけると楽しんでいただけると思います。」とメッセージを送った。

映画「古都」は大ヒット公開中!
現代版「古都」をぜひ劇場でお楽しみください。
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