TV
本仮屋ユイカ スペシャルドラマ「検事の本懐」制作発表会見!
同作は、2013年『第15回大藪春彦賞』を受賞し、累計発行部数が32万部を超える柚月裕子さんの同名傑作短編集を原作としてドラマ化された『最後の証人』(2015年1月放送)、そして『検事の死命』(2016年1月放送)に続く“佐方シリーズ”第3弾となる作品。
“犯した罪はまっとうに裁かれなければならない”という信念を貫く硬骨のヒーロー・佐方貞人の最新作がこの冬、放送される。
物語は、米崎地方検察庁検事の佐方貞人が、東京地検特捜部の応援に駆り出され、大物政治家・大河内定和が絡んだ贈収賄事件の真相に迫っていく。
東京地検特捜部との軋轢や事件関係者との確執をものともせず、佐方はただ真実を明らかにするために奔走する。はたして彼がたどり着いた、驚くべき事件の真相とは…!?
そして、もうひとつの柱である佐方の亡き父にまつわる“謎”。罪を背負ったまま獄中死した父・陽世の秘められた真実が解き明かされることにより、佐方の人間としての本質、検事としての矜持が育まれた背景が浮かび上がっていく。
本仮屋は、東京地方検察庁特捜部・検察事務官の加東栞を演じる。検察は上意下達の組織であり、事務官は指示どおりに動くだけとクールに割り切っていたが、応援でやってきた佐方とコンビを組んだことから、彼に振り回されながらも真実の究明に奔走していくという役どころ。
この日の会見は都内にある鉄板焼きの店で行われ、同作で主人公・佐方の亡き父についてのエピソードが登場し、その舞台が広島であることから、上川さんと本仮屋が物語にちなんで広島風お好み焼きに挑戦した。
本仮屋は、「京都で撮影した時は、まさか上川さんとお好み焼きを焼けるなんて思ってもいなかったので、今日はとても楽しみにしてきました。皆さんに美味しいと喜んでいただけるように頑張ります。(練習では)1回も成功していないのですが(笑)、出来上がりを上川さんに食べていただくと聞いたので、愛を感謝を込めて作りたいと思います!」と気合い十分で語った。
「先ほど自分が失敗してしまったものを食べたのですが、このお店のものは素材が良いので失敗しても美味しかったです。皆さん安心してください(笑)」と笑いも交えながら、終始緊張の面持ちで調理をする本仮屋。現場で、「役柄的に上川さんに対して“何この人?!”という感じでいかないといけないのに、好きなところから入っているので、クールを気取って撮影をしていました。」というエピソードも披露しつつ、練習とは打って変わって上出来だったようで、「最高に幸せです。これで年を越せます。上手くいかないものだと思って挑んだので、奇跡です。自分で作ったとは思えない仕上がりになったのは、来て下さった記者の皆さんと「検事の本懐」チームが“成功してくれ!”と念を送ってくれたから。ありがとうございます。」と目を輝かせた。そして、本仮屋が作ったものを上川さんに、上川さんが作ったものを本仮屋が試食し、「野菜の甘みが出ていて美味しいです。」と大満足の様子で語り、マスコミ陣にも笑顔で振る舞った。
その後の会見で役柄について、「検事は何に生きがいを感じ、どのように挑んでいけばよいのか迷いながら演じていました。それを上川さんにお話ししたら“もっとシンプルでいい。検察も弁護士も真実を知りたいという気持ちは一緒だから、今の方向で間違ってない”と言っていただいて、遠い存在だった検事が自分のキャラクターとして落とし込むことができました。実際に検事の仕事を疑似体験してみて、思った以上にアナログだなと。1枚ずつ領収書を見るとか、1つずつ資料をめくるとか。地道な作業の果てにみんなの知りたい真実に辿り着くんだと感じ、興味深かったです。」と話した。
また、見どころを聞かれ、水族館でのシーンをあげた本仮屋。「長いシーンだったので、みんなで集中してやろうと打ち合わせの段階から丁寧にやっていました。本番ではない時にみんなの集中がすごく高まった時があって、結果的にそのシーンが使われました。」と語った。
最後に作品について、「前作をお家で観て、素敵な作品だと思っていたところにオファーをいただきました。放送されたあかつきには、素敵な女優さんが同じように思ってくれて、第4弾に続き、また私がそれを家で観ることができたら…。」と話すと、上川さんから“出る気はないの?”とツッコミが。「ぜひ出たいですが、作品が大事ですし、佐方ワールドにお邪魔じゃなければ…。そのためにもぜひ観てください。」とPRした。
ドラマスペシャル「検事の本懐」は、12/3(土)21:00~テレビ朝日にて放送!
ぜひご覧ください。