STAGE
夏帆 舞台「家族の基礎~大道寺家の人々~」製作発表会見!
同作は、人気シリーズの舞台「鎌塚氏シリーズ」や、NHKのコント番組「LIFE!」の脚本など、コメディー作品に定評のある倉持裕氏による新作コメディー。波乱万丈な運命をたどる風変わりな一家・大道寺家の人々の挫折と再生を軽妙なタッチで描く群像劇となっている。
大道寺家の長女を演じる夏帆は、「今回で舞台は4度目となるのですが、まだまだ舞台は未知の世界で緊張しています。今日で立ち稽古から3日経ちますが、皆さんが実際に稽古されている姿を見てすでに面白く、世界観を壊さないようにこれから本番に向けて稽古に励みたいと思います。よろしくお願いします。」とコメント。
出演が決まった時の感想を聞かれ、「倉持さんの作品を拝見させていただいて、いつか倉持さんとご一緒したいと思っていましたし、倉持さんの作品に出られている方やいろいろな方から、“夏帆もいつか倉持さんとお仕事ができたらいいね”という言葉をかけてもらっていたので、率直にとても嬉しかったです。」と語った。
また、自身が演じる役について、「倉持さんが書く気の強い女性が好きで、今回の紅子も母と兄に反発しながら憎まれ口を叩く役柄。でもとても愛があって、そんな魅力的なキャラクターを倉持さんが書いてくださったので、しっかり役に血を通わせられるように頑張らなくてはと思いました。」と思いを語ると共に、兄妹役である林遣都との共演に、「10年近く前にお仕事をさせていただいて、それ以来なんです。今回舞台でご一緒できることがすごく嬉しくて、稽古はこれからなのでどんな風になるのか楽しみです。」と期待を寄せた。
舞台「家族の基礎~大道寺家の人々~」は9/6(火)Bunkamuraシアターコクーンを皮切りに、愛知、大阪、静岡で上演。
ぜひご期待ください。
【ストーリー】
大道寺尚親(松重豊)は、東京郊外のだだっ広い邸宅で両親に放任され、孤独に育った。
長じて弁護士となった彼は、売り出し中の女優・須真(鈴木京香)と結婚し一男・一女を得る。
まだまだ女優として活躍したかった須真は、家庭に入ることに不満を持っていたが、尚親はやっと手に入れた「家庭」に満足していた。
長男の益人(林遣都)は早熟な天才型の少年に育ち、母親の期待を一身に受け、芸術家になることを目指す。長女の紅子(夏帆)はそんな母と兄に反発し、兄の「作品」を勝手にいじって世に送り出す。しかし皮肉にもそのアレンジが世間に受け、大道寺家に莫大な利益をもたらした。
彼らの周りには個性的な人達が集まってくる。誰もが大道寺家の子供だと信じて疑わない、染田明司(堀井新太)、紅子の友人で謎のシンガー由弦(黒川芽以)、元汚職警官で大道寺家の使用人・千々松(坪倉由幸)など、など。
彼らの引き起こす様々な事件に翻弄され、紆余曲折を経て、大道寺家は「劇場」経営に乗り出す。益人は劇場の専属劇団で脚本と演出を担当、須真も女優として活躍する。
ところがある日、尚親の昔の顔なじみ「五郎丸一座」の座長(六角精児)が「大道寺シアター」を訪れる。彼は、反政府組織のリーダー瀬野尾(眞島秀和)やその仲間とともに大道寺家に身を寄せるが、彼らは警察にマークされていた。ある日、踏み込んできた国家警察との間にいざこざが起き、それをきっかけに大道寺家の運命は大きく暗転、一家離散に追い込まれる。
一家の長・尚親は家族の絆を取り戻すべく、立ち上がるが、果たしてその結末は———。
【日程&劇場】
●東京公演
日程:2016/9/6(火)~9/28(水)
劇場:Bunkamura シアターコクーン
●愛知公演
日程:2016/10/1(土)~10/2(日)
劇場:刈谷市総合文化センター 大ホール
●大阪公演
日程:2016/10/8(土)~10(月・祝)
劇場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
●静岡公演
日程:2016/10/16(日)
劇場:浜北文化センター 大ホール
【公式サイト】
http://mo-plays.com/kazokunokiso/
(敬称略)