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瀧本美織 ミュージカル「狸御殿」製作発表記者会見!

瀧本美織出演ミュージカル「狸御殿」の製作発表記者会見が6/28(火)都内で行われ、瀧本が出席した。

同作は、人間の姿をそのまま狸に投影し、自由奔放でユーモラス、荒唐無稽な物語を描き出した木村恵吾さん脚本・監督による映画「狸御殿」(昭和14年)が原作。たくさんの歌とレビューが盛り込まれた華やかな時代劇ミュージカルは、当時戦争の影が差し始めていた日本の人々の心を明るくする作品として大ヒットし、続編、改編作が作られたほか、舞台版も幾度に渡り上演された。
またミュージカルは、平成8年にオリジナル音楽劇として初演され、この度20年ぶりに復活。当時も演出を手掛けた宮本亜門さんにより、構想も新たにキャストを一新して再演される。

瀧本は、主人公・狸吉郎の恋の相手・きぬたを演じる。

会見にて瀧本は、「舞台の経験があまりなく、ミュージカルは今回始めて挑戦させていただきます。亜門さんをはじめ、素敵な頼もしいキャストの皆さんと一緒に演じられることをとても嬉しく思っています。昨日から立ち稽古が始まったのですが、“始めチョロチョロ、中(なか)パッパ。赤子泣いても蓋とるな”というセリフがあって、“始めチョロチョロ、中(ちゅう)パッパ”と言ったら皆さんが笑ってくれました。笑いを取ったわけではないのですが、中火(ちゅうび)という漢字で覚えていたら、“ちゅう”と言ってしまって…今回勉強になりました(笑)。愛が溢れるお話で、小さいお子さんから大人の方まで楽しんでいただけると思います。幸せな空間を皆さんと共有して、それをお客様に伝えていきたいです。どうぞよろしくお願いします。」とエピソードも交えて挨拶。

作品にちなみ、自身が狸っぽいと思うところは?という質問があがり、瀧本は悩みながら、「ずっと考えていたのですが、狸はお腹がぽんぽこしているイメージで、私も食べたら真ん丸なお腹になるので(笑)、そこが狸っぽいかなと思いました。」と照れ笑いを浮かべながら答えた。

また、昨日からスタートした立ち稽古について、「ミュージカルとJ-POPの歌い方の差がすごくあるなと実感しました。難しいですが楽しみたいと思っています。」とコメントすると共に、自身が演じるきぬたは継母や姉妹にいじめられる役どころだが、「かなりはげしく、ずっと転んでいる役。存分にいじめられたいと思っていますが(笑)、皆さん本気で演じてくださるので、昨日は涙が出そうになってしまいました。」と話した。

ミュージカル「狸御殿」は8/1(月)~27(土)新橋演舞場にて上演。
ぜひご期待ください!

【物語】
ここは豊かな森に囲まれた狸の国。
森のはずれに住む娘狸・きぬたは父を亡くし、継母やその連れ子の姉狸に下女のような扱いを受けながらもけなげに暮らしていました。
そのころ狸御殿では、若君・狸吉郎の花嫁選びもかねて満月祭りの真最中。国中の娘狸が集まって、家老の望月満太夫の指図のもと賑やかな宴が繰り広げられています。
狸吉郎の母君きららの方に、隣国の十六夜姫を許嫁にと勧められる狸吉郎ですが、気が進みません。
祭りを抜け出した狸吉郎は森の白木蓮の木の下できぬたと出会います。二人、いや二匹は一目で強く惹かれ合いますが…。
名前も知らずに別れた狸吉郎ときぬたの恋のゆくえはいかに?
そして、身分違いの恋にきららの方と十六夜姫はどう出るのか?
森に棲む謎の盗賊泥右衛門や河童のぶく助、そして狸御殿の腰元そぼろは、二人、いや二匹の恋を助けられるのか?
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