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窪田正孝 映画「ヒーローマニア-生活-」初日舞台挨拶!
同作は、福満しげゆきさんの人気コミックス「生活【完全版】」を、映画『ソフトボーイ』『花宵道中』といった独特の世界観を構築し幅広いファンを獲得している豊島圭介監督の手により実写映画化。元サラリーマンで、世間を批判的に見るうだつが上がらないフリーター中津秀利が、とある出来事をきっかけに、小さな社会悪を退治する自警団を結成、仲間との絆を強くしながら少しずつ成長していく姿を描いたアクションコメディーとなっている。
サラリーマンをリストラされ、さっぱりうだつの上がらない中津秀利(東出昌大)は、コンビニでバイトするフリーター。ある時出会った、謎の身体能力を誇るニート・土志田誠(窪田)、情報収集力抜群の女子高生・寺沢カオリ(小松菜奈)、昼は定年間近のサラリーマン、夜は“若者殴り魔”の日下孝蔵(片岡鶴太郎)と町を守る自警団を結成し、社会が裁ききれない小さな悪を天誅と称し、高いところから吊り下げて晒す行為を始める。それはやがて、市民の賛同を得るようになり、自警団は巨大な組織に成長。
日下がスカウトしたホームレス・宇野正(船越英一郎)を社長とし、低料金の警備サービスを提供する会社<ともしび総合警備保障>として操業を始める。しかし、新しいメンバーの中にはその力を私欲の為に使う者も現れ、秩序は徐々に崩れていく。はたして<ともしび総合警備保障>は、オリジナルメンバーたちは、どうなってしまうのか?事態は予想しないラストへと向かっていく―。
窪田は、寡黙ながらも身につけた武術を駆使し確実に悪を裁いていく土志田誠を演じている。
舞台挨拶で窪田は、「朝からたくさんの方に観ていただきまして、ありがとうございます。楽しかったですか?現場はすごく大変だったのですが、監督を筆頭に良い人たちばかり。最高のエンターテイメントが完成し、今日は記念すべき日になったと思います。一日、楽しく“パーティー”を、いや、“パーリナイ!”してください。」と笑顔で挨拶。
同作ではハードなアクションが数多くあったが、土志田ならではのアクションの特徴、また印象的だったことを聞かれ、「分銅ワイヤーを使ったアクションで、台車をスケボーのように乗ったのは初めての体験。結構アナログな感じで撮影をしていました。また、鶴太郎さんと一緒に闘えたことが印象に残っています。鶴太郎さんがすごく俊敏に金づちを振り回されていて、柔らかい金づちではあるのですが、腰の骨の出ているところを叩かれた時は、意外と痛くて(笑)。でも楽しかったです。」と振り返った。
また、船越英一郎さんから、“世の中の誰よりもゴキブリが嫌い。現場でお弁当を食べていたらゴキブリがいて、窪田君はしばらく帰って来なかった”と暴露され、「怖かったです。黒いモノが動いている中で、普通にお弁当を食べていたのが理解できませんでした。」と当時の心境を語ると、会場から笑いと共に、“カワイイ!”という声が上がっていた。
この日登壇者は、客席後方から華々しく入場。途中、バズーカ砲でテープを撃ち放つ演出を行いながら会場を盛り上げた。さらに劇中でオカッパおばさん役を演じた南海キャンディーズの山崎静代さんがMCを務めたほか、監督・キャストの仲の良さが伺えるトークが立て続けに飛び出し、初日にふさわしい賑やかな舞台挨拶となった。
映画「ヒーローマニア-生活-」は現在大ヒット上映中。
ぜひ劇場でお楽しみください!
(敬称略)