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竹財輝之助 舞台「岸を渡るは別の役をまといしあなた」公演スタート!
岸田國士さん原作「命を弄ぶ男ふたり」、別役実さん原作「死体のある風景」の短編小説2作品を舞台化した同作。
センチメンタルなことが嫌いな顔面を包帯で覆われた男と、人一倍物事を考える繊細で悩める眼鏡の男が、たまたま同じ死に場所を選び、可笑しくも哀しい物語を繰り広げる「命を弄ぶ男ふたり」で、初の二人芝居に挑戦する竹財は自身の役柄について、「繊細で理性的なんですが、熱くなりやすい男です。言葉を扱う仕事をしているので、その“繊細な”言葉選びに注目して頂いても楽しめるかなと思います。」とコメント。
さらに、「死体のある風景」では初の演出にチャレンジしているが、「『命を弄ぶ男ふたり』と共通する点が多々あるのですが、コチラは逆にポップに演出しています。素直に笑っていただければ幸せです!」と話した。
最後に劇場へお越し頂く方へ向けて、「どちらの作品も、ヒトの命について考えさせるような“言葉”が散りばめられています。少しでも、心の琴線に触れて持ち帰って頂けるように稽古してきました。岸田國士・別役実という巨匠のコトバをお借りして、一生懸命で滑稽で愛くるしい4人のヒトを楽しんでください!」とメッセージを送った。
舞台「岸を渡るは別の役をまといしあなた」は、12/13(日)まで神保町花月にて上演中。ぜひ劇場でご覧ください!