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三木孝浩 映画上映イベント「三木孝浩 filmo day ~音楽と映画~」開催!

大ヒット映画『僕等がいた』『ホットロード』『アオハライド』などを手掛けた三木孝浩が、映画監督デビュー5周年を記念して、11/8(日)ユーロライブ(渋谷)にて、映画上映イベント「三木孝浩 filmo day ~音楽と映画~」を開催した。

イベントでは、これまでの監督作品8本の映画の中から、音楽をモチーフにした映画『ソラニン』『管制塔』『くちびるに歌を』を上映。また、三木作品出演者の、山﨑賢人、葵わかな、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Galileo Galileiの映像コメントが上映されたほか、渡辺大知さん、野間口徹さんが登壇した舞台挨拶が行われ、当時の思い出を振り返った。さらに会場で三木が監督した作品パッケージをご購入された方を対象にサイン会が行われ、三木はファンとの交流を楽しんだ。盛りだくさんの内容で行われたイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

●舞台挨拶①
今日はお集まりいただきありがとうございます。僕の作品の中でも、音楽にまつわる映画を集めて上映したいとずっと考えていて、なかなか監督5周年でイベントをやるのもめずらしいと思うんですけど、スタッフが“ぜひやりましょう”ということを言ってくれたので、“じゃあやりますか”みたいな感じでやったんですけど、まさかこんなにたくさんのお客さんに集まっていただけると思わなかったので、本当にうれしいです。今日は一日、一緒に楽しんでいきましょう。ぜひゆっくりご鑑賞ください。

●舞台挨拶②
今回上映する作品に共通しているのが、歌うシーンが出てくることです。ここ(ユーロライブ)は、すごく音が良くて特にライブシーンを楽しんでいただくにはすごく素敵な劇場だと思います。DVDでしか観たことないというお客さんもいると思うんですけど、そういう部分もぜひ楽しんでいただければと思います。
今回、僕の映画でどれかを観たいから来た、というお客さんもいっぱいいると思うんですけど、音楽もフェスに行って、違うバンドを見て、いいなと思ってそのライブに行くとか、そんな感覚で、この映画を観に来たけど、(渡辺大知さんが監督する)映画も面白そうだなとか、そういう風に興味を広げてつながっていくと、また違った楽しみ方ができると思います。

●舞台挨拶③
ご覧いただいた『管制塔』は、限定上映だったので結構レアです。Galileo Galilei『管制塔』という曲をモチーフにした映画なんですけど、Galileo Galileiが生まれ育って、曲を作った場所が稚内なので、そこで撮った映画です。真冬の撮影で大変だったんですけど、そんな素敵な風景の中で撮れてよかったと思います。今や大活躍の山﨑賢人くんの初主演作なんですけど、彼が歌うシーンもなかなかレアで、当時歌を練習してもらったんですけど、もともと曲のキーが高くて、特にサビの部分を歌うのを大変そうにしていたのが思い出として残っています。
自分の長編映画に全部出演してくれている人が、野間口徹さんです。僕はもともと大学で演劇をやっていたので、キャストは演劇畑の人をたくさん出したいなという思いで、最初『ソラニン』に出てもらいました。その後ご縁があって、毎回野間口さんに出てもらわないと気が済まないという思いで、『アオハライド』のときは、撮影が富山で野間口さんもお忙しく、出られないかもみたいな感じがあったんですけど、見つけた方はなかなかレアだと思います。それぐらい何としてもどんな形でも出てくださいとお願いして、三木組で唯一レギュラーで出演していただいています。本人がお嫌でなければ今後とも出ていただけるとありがたいです。
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