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柳楽優弥 映画「合葬」初日舞台挨拶!
同作は、1980年代に『月刊漫画ガロ』に連載され、1984年に『日本漫画家協会賞』優秀賞を受賞した杉浦日向子さんによる同名漫画の実写映画化。
300年間に及ぶ徳川幕府の支配が終わった慶応4年の日本を舞台に、江戸の治安維持を目的に結成された「彰義隊」に身を投じ、激動の時代を懸命に生きた若者たちの数奇な運命を描いている。
主君・徳川慶喜に対して熱い忠誠心を持ち、彰義隊へ入隊した秋津極を演じた柳楽は、「僕にとって初めての時代劇、そして素晴らしい原作で様々なチャレンジをすることができました。皆さんの中に印象に残るシーンが1つでもあったら嬉しいです。本日はありがとうございます。」と挨拶。
自身の役を演じるにあたり小林監督から受けたアドバイスは?と聞かれ、「カリスマ性が欲しいと言われました。ただ、意識しても出ないものだと思い、カリスマ性を持っている方をいろいろと調べたのですが、誰一人“出そう”としている人はいませんでした。不思議とにじみ出るものですよね。」と話しつつ、「僕が高校生の時のスーパースターがオダギリジョーさん。撮影に入った時にすごく近くにいた!と思って、刺激を受けながら、しっかり憧れさせていただきました。」と続けた。
さらに印象に残っているシーンについて、「団子を食べた後に写真館へ行く途中、瀬戸さん演じる柾之助、岡山さん演じる悌次郎と水たまりのあるところを歩き回るシーンがあるのですが、監督から極はズシズシ行って欲しいという演出、柾之助や悌次郎には別の演出がありました。それぞれの個性が出ていて、大好きなシーンです。」と話した。
同作は第39回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に出品され、公式上映には瀬戸さんと小林監督が現地へ赴き、大きな話題となった。この日は瀬戸さんが実際に選んだモントリオールならではの面白いお土産をオダギリさん、岡山さん、そして柳楽へプレゼント。料理をするという柳楽へはマッチョな男性がイラストされたエプロンが手渡された。柳楽はその場でエプロンを着用しながら、「嬉しいです。この身体を目指そうかな(笑)。ありがとうございます。」と笑いを交えながら感謝の気持ちを述べ、会場の笑いを誘っていた。
映画「合葬」は絶賛公開中!ぜひ劇場でご覧ください!