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田辺桃子 映画「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」初日舞台挨拶!
昔から多くの映画やアニメの題材となってきた「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」。その中で最も有名な物語のひとつ『シンドバッド』を、「世界名作劇場」シリーズや「未来少年コナン」など多くの名作を手掛けてきた日本アニメーションが40周年記念作品として、『STAND BY ME ドラえもん』で日本中に感動をもたらした白組とタッグを組み制作。キャラクターデザイン・総作画監督には『となりのトトロ』などスタジオジブリ作品をはじめ数多くの作品を手掛けてきた佐藤好春、シリーズ構成にはNHKの『山賊の娘ローニャ』を手掛けた川崎ヒロユキ、監督は『ドラえもん のび太の恐竜2006』を演出した宮下新平という日本を代表するクリエイターが集結した。
いつの日か船乗りになって、海の先に広がる世界を巡ってみたいと強く願うシンドバッドとその相棒であるサルのミミ。ある日、シンドバッドは空を縦横無尽に駆け回ることのできる木馬にまたがった不思議な少女・サナと遭遇する。やがて、吹いている風の流れが変わったのを彼らが感じた瞬間、世界が動きだす。
田辺は、今は滅びたと言われる伝説の魔法族の国の姫で、世界中に散り散りになった生き残りの仲間を探す旅を続ける少女・サナの声を担当する。
上映前に行われた舞台挨拶で田辺は、「本日はお越しいただきありがとうございます。どうぞこの『シンドバッド』の世界観に浸って帰ってください。よろしくお願いします。」と挨拶。
同作が声優初挑戦となった田辺は、役作りについて、「初めて声優をやらせていただく作品で複雑な気持ちの女の子を演じるということで、アフレコ当日からプレッシャーがありました。声についてこんなに向き合ったことはないというぐらい、自分の声と向き合いました。サナは正義感があって、女性から見ても男性から見てもかっこよくて、その中に優しさや負けないという強い気持ちもある女の子です。シンドバッドたちと過ごしていく中で、その複雑な気持ちをどう声に乗せたらいいのかをずっと模索しながらやっていたのですが、共演の方にアドバイスをいただいたり、自分自身でも呼吸や間の取り方で何とか伝えようと思いながらやりました。サナの複雑な気持ちを味わって楽しんでいただけたら嬉しいです。」と話した。
同作が冒険ファンタジーであることにちなみ、冒険エピソードについて聞かれると、「父親とよくアスレチックがある公園に行っては、筋肉痛になって帰ってくるという夏休みを送っていました。最近は散歩が好きで、撮影の帰りなどに一人でぶらぶら歩いて雑貨屋さんを見つけたりすることにワクワクしています。」と笑顔で語った。
最後にこれから作品をご覧いただく皆さんへ、「私は最初に観たとき、純粋に出ているキャラクターたちを“がんばれ!”と応援したくなるような作品だと思いました。その“がんばれ!”という気持ちを家族やお友達同士で共有してもらえたら、そこから仲が深まったり、仲をつなげられるような作品だと思います。ぜひ最後まで楽しんでいただきたいです。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締め括った。
映画「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」は絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
(敬称略)