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市原隼人 主演映画「極道大戦争」MX4D版完成披露試写会!
MX4Dとは、エンタテインメントの本場米国ロサンゼルスに本社をおくMedia Mation社が開発した、最新の「体感型」4Dシアターシステム。映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、首元や足元への振動、風、ミストなど五感を刺激する約11種の特殊効果が連動する。MX4Dは、既存の4DXよりも細かいモーションを表現でき、今までは動きの多い洋画のみに限られてきた。今回、「極道大戦争」が邦画初となり、動きの多い演出や派手なアクションシーンが多いことからMX4Dに合った作品と判断をうけたため実施にいたった。
今回の試写会では、女子高生30名を招待し、市原と三池監督が実際に試写を鑑賞。その後体験レポートトークショーを行った。
上映前舞台に登壇した市原は、「本日は劇場まで足を運んでいただきありがとうございます。この映画を女子高生の皆さんと見るというのが新鮮です。今日は一緒に楽しみましょう。よろしくお願いします。」と挨拶。
MX4D版で楽しみにしていることについて聞かれると、「アクションシーンはもちろん、噛まれるシーンや衝撃的なシーンもたくさんあるので全部楽しみです。」と話した。
その後実際に試写を鑑賞し、あらためて舞台に登壇した市原は、「こんなに映画を楽しんだのは人生で初めてです。映画館で初めて涙が出るほど腹抱えて笑いました。映画業界が新しい見方で映画を楽しんでいただこうとして挑戦して、この4Dを作ったことが一映画ファンとして本当に感動して、うれしいです。予想以上の臨場感で、こんなに水が出るとも揺れるとも思わなかったし、まさか映画館でスモークがたかれるとも思わなかったのでびっくりしました。本当に楽しかったです。」と感想を語った。
続いて、女子高生とのクロストークへ。今の若い世代へメッセージを送りたいと切り出した市原は、「この映画はすごく挑戦的な映画です。海外へ行くと、『よろしくお願いします』『ごちそうさま』『いただきます』という言葉がない国がほとんどなんです。日本に生まれて、日本人として、お礼や感謝の気持ちを伝える国を誇りに思っています。」と話し、「その中で役者をやってきていろいろ思うのが、どんなことでも“見せ方”や“見られ方”より、一番気にしなくてはいけないのは“在り方”であって、自分の職業に誇りをもって、まずやるべきことをしっかりやる。やらされている姿を見るのは好きではないんです。どんなことでも考え方を変えればやりたい方向にもっていけるし、こんなバイトやだなあと思っている中でも、どこか一つプラスになることがあるはずです。人間関係でも、仕事を一つ覚えただけでも、必ず経験としてプラスになるし、それを踏まえた上で挑戦することを忘れないでいただきたいです。この映画も映画業界に対して、考えて、メッセージを作って、挑戦的に作られた映画です。そんな映画を、これからの日本を担う皆さんと一緒に観ることが出来て本当にうれしいです。これから素敵な人生を歩んでください。」と熱い言葉を投げかけた。
最後にあらためて、「こんなに初心に返って楽しく映画を観られる日がくるとは思っていませんでした。この『極道大戦争』に携わることができて、役者って本当に素敵な職業なのだと思いました。4Dで映画を観られる日がくるとは思っていなかったので、すごく感激しましたし、本当に楽しい一日でした。ありがとうございました。」と話し、試写会を締めくくった。
主演映画「極道大戦争」は、絶賛公開中!
MX4D上映は、TOHOシネマズららぽーと富士見で公開中のほか、6/26(金)より、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開予定。
ぜひ同作をMX4Dでご体感ください!
【作品概要】
同作は、監督・三池崇史さん、脚本・山口義高さんによる<世界初の極道ヴァンパイア>=昨今の日本映画では珍しい、原作がない完全オリジナルストーリー。“ヤクザヴァンパイアに噛まれた人間はヤクザ化する”という<ヤクザ映画+ヴァンパイア映画>ともいうべき、唯一無二のエンターテイメント大作となっている。また5月に開催された「第68回カンヌ国際映画祭」では「監督週間正式招待作品」として公式上映され、今もなお反響を呼んでいる。
毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋(リリー・フランキーさん)を組長とする神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。ある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた―。
市原は、伝説のヤクザに憧れて極道に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない主人公・影山亜喜良を演じる。