市原隼人主演映画「極道大戦争」が、6/20（土）公開初日を迎え、TOHOシネマズ新宿にて行われた舞台挨拶に、市原が登壇した。

同作は、監督・三池崇史さん、脚本・山口義高さんによる＜世界初の極道ヴァンパイア＞＝昨今の日本映画では珍しい、原作がない完全オリジナルストーリー。“ヤクザヴァンパイアに噛まれた人間はヤクザ化する”という＜ヤクザ映画＋ヴァンパイア映画＞ともいうべき、唯一無二のエンターテイメント大作となっている。また5月に開催された「第68回カンヌ国際映画祭」では「監督週間正式招待作品」として公式上映され、今もなお反響を呼んでいる。

毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋（リリー・フランキーさん）を組長とする神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良（市原隼人）は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。ある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ！」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた―。

市原は、伝説のヤクザに憧れて極道に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない主人公・影山亜喜良を演じる。

上映後に行われた舞台挨拶にて拍手で迎えられた市原は、「本日は劇場まで足を運んでいただきましてありがとうございます。映画はいかがでしたでしょうか。唯一無二の世界観を味わっていただけたと思います。この映画の撮影は毎日が新鮮で、次の日が楽しみになるような現場でした。作品は公開されたら皆様のものになりますので、ぜひこれからもかわいがっていただけたらうれしいです。」と挨拶。

初めて脚本を読んだときの印象について、「クレイジーでぶっとんでいて、本当にこれをやるのかなと思いました。今の日本の映画業界で、オリジナルで作ることがすごく難しいと言われている中でそれに挑み、カンヌでも多くの方々に笑っていただいたり、喜んでいただいて本当にすごいと思います。台本を読んで狂っているなと思ってすぐにやりたいと思いました。」と笑顔で振り返った。

また、“噛まれたらヤクザ化する”という映画の内容にちなみ、『噛まれたら何になりたい？』という質問に『大阪のおばちゃん』と答えた市原は、その理由について、「噛まれた皆が大阪のおばちゃんになれば活気にあふれて、分かりやすい世の中になると思います。」と語った。

さらにこの日の舞台挨拶では、本作がカンヌに続き、北米公開、さらに世界21か国での公開が決定したことが発表となった。同ニュースに市原は、「本当にすごいことだと思います。他の国でも多くの方々に楽しんでいただけることを願っています。」と喜びを語った。

最後に、「現場はすごくハードでしたが、三池組に関わるすべての部署のバイタリティーがものすごい現場で、こんな現場がたくさん増えるといいなと思いましたし、この作品に携わることができて本当に光栄でした。重複しますが、公開されたら皆様の作品となりますので、これからもずっと胸の奥でこの作品をかわいがっていただけたらと思います。本日はありがとうございました。」とメッセージを送り舞台挨拶を締め括った。

主演映画「極道大戦争」は、絶賛公開中！
カンヌも熱狂した極道エンタテインメントをぜひ劇場でお楽しみください！


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版型：A4サイズ／ 88P
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