小林歌穂（私立恵比寿中学）初出演映画「灰色の烏」の初日舞台挨拶が、3/21（土）ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、監督・共演者らと共に小林が登壇した。

同作は、男性恐怖症、PTSD、鬱、境界例、パニック障害‥‥、現代に溢れる様々な病理の中で、生き方を見失った多くの人たちに、あらゆる束縛から心を解放し、自分らしく生きることを呼びかけている。ガールズムービーの傑作ともいえる『ピクニックatハンギングロック』（75）、『ヴァージン・スーサイズ』（99）と並ぶ、出色のガールズムービー。
09年に文化庁が支援する「若手映画作家育成プロジェクト」で『ホールイン・ワンダーランド』を監督した清水艶さんが、 少女と大人の狭間で揺れ動くヒロインと、多感な少女たちの揺れる心情を繊細に描く。青春アメージング・サスペンス・ロマンが、ここに誕生した。

物語の主人公で、母への憎悪を抱く望月珠恵（西田エリさん）は、中学生の沼口マナ（小林歌穂）をはじめとするガールキャンプクラブの少女たちと、天狗が棲むという山に迷い込む。森で出会った謎の青年・椿（中山龍也さん）によって、珠恵とマナたちは心に秘めた想いを曝け出していく。

上映前舞台挨拶に登壇した小林は、「初めての映画と初めての舞台挨拶という事でとても緊張しています。宜しくお願いします。」と挨拶。

映画初出演については、「難しそうで、私で大丈夫かなって思っていたんですけど、リハーサルとかお稽古をさせて頂いているうちに、こういう時はこうすれば良いんだなとかちょっとずつ分かってくるようになったので、自分的にはちゃんと演じられたと思います！」とコメントした。

撮影現場での話になると、「緊張しまくっていたので、どういう心境か覚えていないんですけど、監督がタイミングとかを私に合わせてくださったりして、リラックスしてやれたと思います。」と振り返った。

最後に同作の見どころを、「不思議な世界なので、それを観ていくうちに引き込まれていってくれたら嬉しいし、私事なんですけど、私立恵比寿中学に入る前の撮影でとても幼いので、ちょっとでもそこを観てもらえたら嬉しいです（笑）」と笑顔で語り、締め括った。

映画「灰色の烏」は、3/21（土）よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国順次ロードショー！青春アメージング・サスペンス・ロマンを是非劇場でお楽しみください！