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森尾由美 「日経健康セミナー21スペシャル『放っておけない高血圧の怖さ』」に出演!
心筋梗塞や脳卒中など、さまざまな病気の原因として挙げられる高血圧。同セミナーでは、治療により血圧を正常に保つことでどういった病気を防ぐことができるのか、そのための情報を紹介するほか、高血圧治療でも広く利用されているジェネリック医薬品についての講義が行なわれた。
自治医科大学附属さいたま医療センター センター長・百村伸一先生、獨協医科大学越谷病院薬剤部長・松本富夫先生と共に出演したパネルディスカッションでは、事前に寄せられた質問に答えながら進められ、森尾は、「主人と母に、先生方からきちんとお話を聞き、帰ってから説明してねと任務を任されました。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。早速、『血圧を朝・夕に計ると差があるのは?また同じ朝でも計る度に違うのは?』という質問が紹介され、百村先生が、「血圧は一日の間に上がったり下がったりしているので、朝・夕で違うのは当たり前です。室温やトイレに行く前・行った後などの状況でも変わるので、毎日同じ条件で計るのがいいと思います。」と回答。その答えを受け森尾は自身の経験を交えながら、「女性の場合は基礎体温をつける習慣はあると思うので、血圧も習慣づけて平均をとることから始めたいと思います。」と話した。
また、『母が高血圧でした。遺伝するとのことですが、食事や運動で予防できませんか?』という質問に森尾は、「私も母が高血圧の家系なので、母からはそろそろ気をつけなさいと言われていて、遺伝するのかなと心配しています。」と投げかけると、百村先生が、「確かに高血圧と関係する遺伝子について研究で分かってきてはいるが、高血圧という病気が遺伝するのではなく、高血圧になりやすい素質が遺伝するんです。しかし、70歳を超えると8割の方は高血圧のラインを越えるので、年齢や生活習慣の影響が強いと思っていただき、ある程度の年齢になったら塩分の制限や運動をするなどして改善していただきたいです。」と答えた。そして、「仕事柄、外食が多かったりするので、塩分はおそらくたくさん取っていると思います。運動も苦手でして全くしていなかったのですが、先日犬を飼い始めて、お散歩に行くようになりました。初めてのお散歩の時に万歩計で計ったら8,000歩行けたので、目標1日10,000歩にして、散歩だけで補えなくても1駅位なら歩こうとか思うようになりました。」と森尾なりの運動法を語った。
さらにジェネリック医薬品について、アメリカと日本の生活を経験している森尾は、「アメリカでは当然のもので、一度も“ジェネリックにしますか?”と聞かれたことがないくらいポピュラーです。保険の制度が日本とは異なり自己負担がかかる場合が多いので、安全の範囲内でお薬は抑えるという意識はありますし、日本でもジェネリック医薬品を選びたいと思っています。」とコメント。さらに、「最終的には自分で決断しないといけないので、ある程度は調べなといけないとは思っているのですが、自分にとってどれが良いのかという見極めがなかなか難しく、積極的に先生に聞くようにしています。」と話した。
この日はそのほかにも様々な質問が紹介され、時折メモを取りながら先生の見解やアドバイスに聞き入っていてた森尾。最後の質問を終え、「高血圧はただただ怖いと思っていましたが、きちんと自分の体調を見極めることが大切ということと、サポートが必要だということが分かりましたので、私なりに出来るサポートを考えていきたいと思いました。ジェネリック医薬品についても、相談しながら先生の判断と自分の気持ちで決めて良いということも分かりました。今日お越しになった方は意識があっていらっしゃった方だと思いますが、私もこういった情報交換ができる場所に積極的に参加したいと思いました。ありがとうございました。」と感想を語った。