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葵わかな ミュージカル『アナスタシア』囲み会見に出席!

葵わかな主演、ミュージカル『アナスタシア』の囲み会見が8/11(金・祝)大阪・カンテレ本社で行われた。

同作は、「第70回アカデミー賞」で歌曲賞、音楽賞にノミネートされたアニメ映画「アナスタシア」に着想を得て、2016年に制作されたミュージカル。ブロードウェイでも高く評価され、世界各国で上演された本作が、満を持して2020年3月に日本初演を迎えたものの、新型コロナウイルスの影響で、大阪公演を含む全52回の公演のうち、上演されたのは、わずか14回。大阪公演は、全18公演全てが中止となり、幻の作品と化した同作が2023年9月・10月に、待望の日本再上陸を果たす。

会見では、初演に引き続き主人公・アーニャを演じる葵が、3年越しの作品への思いや意気込みをアピールした。

3年前の初演時は、途中で公演が中止となってしまい、不完全燃焼だったという葵。「今回、3年越しで再演できるのは、本当にうれしい。今度こそ完全燃焼して、大阪に無事にたどりついて、終わりたいなと思っています」と開口一番、抱負を語った。

前回は、初日が延期となって遅れて始まり、再開しては中止を繰り返していたという同作。「日に日に客席から客が減って、切ない複雑な気持ちで演じていました。当時、コロナはもっと未知のものだったし、『不要不急』というワードも出ていました。『(舞台を上演することは)いいことなの? 悪いことなの?』『やるべきなの?やらないべきなの?』という葛藤の中で演じていました」と当時の複雑な胸中を吐露。大阪公演は全公演が中止となり、「『これから演劇界はどうなるの?』と迷いの中に放り込まれ、今まで感じたことのない心境でした」。
それだけに、「今回こそ、という燃えたぎる気持ちがある」と固い決意を見せ、「みんなで大千秋楽までいって、『頑張ったね』と言い合って、終わりたい」と完全燃焼を誓った。

この3年で数々の舞台や映像作品を経験。「当時、2作目のミュージカルでしたが、その後、いろいろな経験をさせていただいて、培ったものはあると思っています。他のキャストも同様に、紆余曲折を経て、キャリアを積み重ねて、またここに集結しているので、パワーアップした『2023年版』として上演できるのでは」と自信をのぞかせた。

この3年間の経験は、アーニャ役にも反映されると前向きにとらえており、「アーニャの抱えるものの大きさが3年分、大きくなりました。新たな視点でアーニャの性格などを見つめ直せています」。歌にかかわる機会も増え、歌の技術も向上しており、「ボイストレーナーの方に『前回と声の感じが違うね』と言っていただけました。本当にがむしゃらだった22歳から、少しだけ肩の力が抜けた25歳になりました」と自身の成長を実感していた。

「すごくいたずら心があって、チャーミング」と分析するアーニャは、「荒ぶっているところもあるけど、ついつい許せちゃうというようなかわいらしいキャラクターに演じられたら。アーニャの元気さやポップさ、一生懸命さみたいなものを出していきたい」。

NHK朝ドラ「わろてんか」でヒロインを演じてから6年。「ミュージカルをやりたい」と心に決めてから、ボイストレーニングをしたり、オーディションを何回も受けたりと努力を重ねてきた。「自分がやりたいと思ったことをやりたいままに努力して、今につながっているという成功体験は、自分の中の自信にはなっているかな」と笑顔を見せた。

現在、稽古まっただ中。「『成功させたい』という思いはカンパニー全員の総意。これから初日までお稽古を重ね、壮大で夢のある話をみなさんにきちんとお届けできるように精進したい」と決意を語った。

美しい音楽に彩られた華やかな作風に、世界最高水準の高精細LED映像や、きらびやかな衣裳、そして豪華キャストの共演……。葵自身も「びっくりしていいただける仕掛けがたくさんあります」とPRする見どころ満載のミュージカル『アナスタシア』にどうぞ、ご注目下さい!

<公演情報>
■ミュージカル『アナスタシア』
日程:【東京】2023/9/12 (火)~10/ 7(土)【大阪】2023/10/ 19 (木)~10/ 31 (火) 
会場:【東京】東急シアターオーブ 【大阪】梅田芸術劇場メインホール
公式サイト:https://www.anastasia-musical-japan.jp/
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