NHK BS1「ワースポ×MLB」でキャスターを務める菊池柚花（ゆうか）が22日、栃木・小山運動公園野球場で行われた野球の独立リーグ、BC栃木の試合で始球式を務めた。

この日、菊池はBC栃木のユニフォームに黒色のスカートを着て登場。始球式に先立って行われたトークショーでは「昨年の夏に初めて小山運動公園野球場でゴールデンブレーブスの試合を見て、そこからゴールデンブレーブスに注目していました。ゴールデンブレーブスはプロでありながら、サイン会を開催するなどファンと選手との距離が近く、選手のことをすごく身近に感じられることがすごく魅力だと思っています。」とチームの魅力を語り、「みなさんと一緒にチームを応援していきたいと思います。一緒にゴールデンブレーブスを盛り上げていきましょう」とスタンドの観客に笑顔で呼びかけた。

その後行われた始球式では、千葉ロッテマリーンズなどで活躍し、現在はBC栃木の選手兼任ヘッドコーチを務める成瀬善久氏が打席に立つなか、大谷翔平選手を参考にしたというツーシームで捕手のミットめがけて思い切って投球。見事にノーバンでストライク投球をすると、客席からは大きな歓声があがった。
「とても緊張しましたが、投げた瞬間の快感は忘れられないです。観客の皆さんが“おー”と歓声を上げてくださって、あの感覚を野球選手の皆さんは味わっているのだと思うと、すごく癖になりそうです。緊張の中、ノーバンストライクを投げられたので自己採点は８７点。ただ、軌道が山なりになってしまったり、狙っていたバッターの内角をえぐるコースには投げ切れなかったり、沢山課題もあるので実際は６５点。次機会をいただけたら、球の軌道や制球力も意識したい」と次回への抱負を語った。