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北村匠海 映画「かがみの孤城」“願い”を空へ!学校プレミアイベント!

北村匠海出演映画「かがみの孤城」の“願い”を空へ!学校プレミアイベントが12/5(月)大森学園高等学校にて行われ、當真あみさん・原恵一監督と共に北村が出演した。

同作は、2018年に本屋大賞を史上最多得票数で受賞、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2021(文庫部門)など9冠に輝き累計発行部数150 万部を超える辻村深月のベストセラー小説『かがみの孤城』の劇場アニメ化。学校での居場所をなくし家に閉じこもる中学生・こころを主人公に「鏡の中の城」で巻き起こるファンタジーミステリー。

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、こう告げる。「おめでとう、君たちは選ばれし7人だ。どんな願いでも、一つだけ叶えてあげよう」。なぜ自分が選ばれたのか?7人の共通点とは?それぞれが抱える<人に言えない願い>とは?全てが明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける――。

北村は、こころとともに「鏡の中の世界」に招かれる、リオンの声を担当する。

上映後に行われた舞台挨拶にて北村は、「僕は25歳で、少しずつですが学生を演じることに気持ちが伴わなくなっていて。リオンとは実年齢で10歳くらい離れていますが、俯瞰で見て達観している役柄でしたので自然にやれたのかなと思います。学生の皆さんを前にすると自分も年を取ったんだなと(笑)。25歳になると階段がきつくなってくるのと朝が弱くなってくるので気を付けてください。高校生のあだ名が“じじい”でしたから(笑)。その時から予兆があったのですが、より“おじい”になっていっているなと思います。」とコメント。

その後、学生の皆さんから登壇者へ質問をするコーナーとなり、学生時代の思い出や努力をしたことを聞かれ、「8歳から芸能活動をしていて、学生時代と芸能活動がほぼ重なっているのですが、文化祭や体育祭は頑張りました。高校3年間の文化祭は自分のクラスから出たことがありません。クラスのために買い出しに行くとか準備とか、そういったことがとても楽しかったです。学校にいない時期もあったので、そういった時間がより楽しかったのかなと思います。勉強はもちろんですが、行事や修学旅行など、勉強から一歩外れた心の底から楽しめることが思い出深いです。」と答えた。

また、“これまで逆境や壁があったと思うのですが、その時に対策したことやどういった行動を取ったか教えてください”という質問に、「壁はたくさんありましたし壁とも思っていないことにつまずいたりもします。僕は流れに身を任せるタイプ。ぶつかるならぶつかることに意味があると思うし、それを乗り越える・乗り越えないは人それぞれ。必ずしも乗り越えることが全てだと思っていません。僕自身、ぶつかった壁に気付けば乗り越えていた時もありましたし、ぶつかったまま違う選択をしたこともあります。そこも楽しめればいいなと思っていて、落ちるなら落ちきった時が何かが変わる瞬間だったりもしますし、軽々乗り越えられる人生が面白いという人もいれば面白くないという人もいる。人それぞれなので、壁を楽しんでいただければと思います。」と語った。

さらに“この作品に出演するにあたり、どのような心境で臨んだのですか?”という質問には、「自分の中学時代と重なる部分があり、追体験しているような感覚になったので、ぜひやらせていただきたいと思いました。声優の仕事は2日くらいで終わってしまうのですが、監督はその何十倍、何百倍もの時間を過ごしているので、この作品の重みや深みも自分の中に留めておきつつ臨みました。」と答えるとMCから“どんなところが自分と重なりましたか?”と聞かれ、「ひとりひとりが学校という社会の中で孤独を感じるのですが、僕も芸能活動をしていたのでどうしても浮いてしまって、部活動がこの作品での鏡の中の世界でした。そこから離れると孤立しているような感覚がありました。なので、僕が過ごした3年間と(映画の中の)彼らが過ごした時間が似ている気がして、リオンをやりたいと思いました。」と話した。

質問コーナーの最後に、“作品にちなんで叶えたいお願いごとはありますか?”と聞かれ、「前のイベントでは身長がもっとあればとか言いましたが…顔が濃いのでもう少し薄くなったらいいなと思います。昔から塩顔に憧れがあって塩っけがほしいです。」と懇願していた。

イベントの最後には、自身の願いを書いたランタンを飛ばす企画が行われ、“学生に戻れるなら、もう一度同じ人生で過ごしたいです。”と書き記した北村。「悩みもありましたし孤独も感じて大変な学生時代ではありましたが、振り返ると楽しかったと思えることもたくさんありました。違う人生を歩むのではなく、あの頃に戻ってみたいと思います。」と答えた。

最後に、「僕は早く大人になりたかったですが、いざ成人してみると(学生時代に)もっとみんなとワイワイ楽しく過ごしたかったなと。この映画の主人公たちのように、学生である今のうちに仲間を探してほしいですし、自分の居場所を諦めないで見つけてほしいです。それが勉強でもいいし、部活動でもいいし、普通に楽しく話しているだけの時間でもいいと思います。学生の時でしか気づけないことがあると思うので、楽しい青春をお過ごしください。そうは言っても大人は大人で楽しいので。楽しみにしながら年を重ねていってほしいです。」とメッセージを送った。

映画「かがみの孤城」は、12/23(金)公開。
ぜひ劇場でご覧ください!
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