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永野芽郁 映画「マイ・ブロークン・マリコ」公開記念舞台挨拶!

永野芽郁主演映画「マイ・ブロークン・マリコ」が9/30(金)公開初日を迎え、翌10/1(土)に行われた公開記念舞台挨拶に、監督・共演者とともに永野が出席した。

同作は、2019 年にオンラインコミック「COMIC BRIDGE」で連載されるやいなや毎話 SNS でトレンド入りし、翌年出版された単行本(全1巻)では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ平庫ワカのコミック「マイ・ブロークン・マリコ」の映画化。ドラマチックで疾走感溢れる物語展開は多くの読者の心を惹きつけ、日を追うごとにその評価を高め、「輝 け!ブロスコミックアワード 2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインするほか、2021 年に文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に 近い新人作家の初連載作にも関わらず、異例の快挙を成し遂げ話題となった。「親友の遺骨を持って旅に出る」という今までにない斬新な物語設定と、みる者に投げかける答えの見つからない問いかけが、多くの読者の心に刺さり一瞬にしてその世界に引き込んだ。

鬱屈した日々を送る OL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決心する。「差し 違えたってマリコの遺骨はあたしが連れて行く!」マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いてふたりで旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は…

永野は主人公・シイノトモヨを演じる。

上映後に行われた舞台挨拶に登壇した永野は、「皆さん、こんにちは。今日こうして無事に公開して、観てくださった皆さんの前に立てることを嬉しく思います。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。

公開を迎えた心境について、「嬉しいんですけど、この映画を観てください!といろんなところでお話させていただいた時間が今日で一区切りしちゃうというのがどこか寂しくもあります。ここからは観て下さった皆さんに繋いでいってもらえたらいいなと思います。」と語った。

作品を観た感想については、「初めて観たときは奈緒ちゃんと隣の席で、二人して号泣しました。本当に周りの人が引いていて、“この人たち出てる人だよね”というぐらい(笑)。自分自身がやっていながら、内容を分かっていながらもこうなるくらう映画ってあるんだなと思いました。昨日も六本木ヒルズの劇場に観に来て、ようやく冷静に観れたんですけど、やっぱり良い映画でした。」と笑顔を見せた。

作中で自身が好きなシーンは?という質問には、「学生時代のシイノとマリコがすごく印象に残っています。映画館に二人で行く約束をしてるのに、マリコが来ないから“もういいや、行っちゃえ”って一人で行って、そうしたら“何で行っちゃうの?”ってマリコが居るんですよ。もうその奈緒ちゃんが可愛くて。ずっとマリコに振り回されて過ごしているシイノだけど、なんかそのマリコだからこそ許せちゃうみたいな可愛さがそこに詰まっていて、キュンとしました。」と明かした。

最後に、「私自身がすごく好きだなと思える映画が出来たこと、そこに携われたことを本当に誇りに思います。生きていたら良いことも悪いことも皆さんがそれぞれあると思いますが、こんな世界でも生きていくかと思えるような、前向きになれるような作品が出来たと思います。ぜひ何度でも観てください。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「マイ・ブロークン・マリコ」は、現在公開中!
ぜひ劇場でご覧ください!
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