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三木孝浩 監督作品・映画『アキラとあきら』大ヒット御礼舞台挨拶!
同作は、「半沢直樹」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤による「アキラとあきら」を映画化。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った二人の若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう【異色】の感動巨編として注目を集めた。
日本を代表するメガバンク<産業中央銀行>に、新入社員・山崎瑛(竹内涼真)と階堂彬(横浜流星)が入社してきた。同期の中でもズバ抜けて優秀な2人だが、その性格は正反対。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き<信念>を持つ【瑛:アキラ】と、大企業の御曹司に生まれ冷めた目で仕事に取り組む【彬:あきら】。ライバルとして、日々しのぎを削っていたが、とある案件で自らの<理想>と<信念>を押し通した結果、【瑛:アキラ】は左遷されることに。一方、順調に出世していた【彬:あきら】の前にも、<血縁>というしがらみが立ちはだかる。やがて、何千人もの人生が懸かった巨大な危機が巻き起こる。果たしてこの過酷な試練を乗り越えることができるのか…絶望的な状況を前にした時、2人の<宿命>が重なり合い、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる!!
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した三木は、「公開してからSNSなどで嬉しい感想をいただいていまして、主演お二人の熱さや思いの丈が皆さんに届いたのかなと思うと嬉しく思います。今日は観終わった後の舞台挨拶ということで、その熱さを共有しながら楽しいお話が出来ればと思います。」と挨拶。
同作を撮られて周りの反応について聞かれると、「ティーンズの恋愛映画を撮っていた三木孝浩が池井戸原作をどう映画化するのか、というところで興味を持ってくださった関係者の方もいて。でも、未熟な二人が、お互い意識し合いながらも絆を結んでいって、それぞれがあるべき姿に向かって、一生懸命成長する過程を描きたいと思っているので、男二人の友情物語でも恋愛映画でも、僕が描きたい映画ってこういうことなんだと、評論を見て気付かされました。」と語った。
SNSで募集した質問に答える時間が設けられ、“今回の映画のキーワードにもなっている宿命はあると信じますか?”という質問に対して三木は、「宿命はわからないけれど、めぐり合わせはあると思います。僕は(主演二人の)それぞれの主演作を撮っていて、こうしてこのタイミングに二人とまたご一緒できたことに感慨深さを感じました。」と明かした。
また次の質問では、“決断に迷ったとき、拠り所にしている物や考え方はありますか”という質問に対して三木は、「僕はいつも仕事する上で、辛いと思った時に大事にしている言葉があって、それは矢沢永吉さんの “楽しめ”という言葉です。苦しい自分を客観的に見たとき、そんな状況も楽しむ心の余裕があれば乗り越えられるように、その言葉を苦しいときに思い出します。」と語った。
映画『アキラとあきら』は、大ヒット公開中!
ぜひ劇場でご覧ください!
(敬称略)