三木孝浩監督作品・映画『アキラとあきら』完成披露試写会が8/8（月）に行われ、キャストとともに三木が登壇した。

同作は、「半沢直樹」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤による「アキラとあきら」を映画化。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った二人の若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう【異色】の感動巨編として注目を集めた。

日本を代表するメガバンク＜産業中央銀行＞に、新入社員・山崎瑛（竹内涼真）と階堂彬（横浜流星）が入社してきた。同期の中でもズバ抜けて優秀な2人だが、その性格は正反対。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き＜信念＞を持つ【瑛：アキラ】と、大企業の御曹司に生まれ冷めた目で仕事に取り組む【彬：あきら】。ライバルとして、日々しのぎを削っていたが、とある案件で自らの＜理想＞と＜信念＞を押し通した結果、【瑛：アキラ】は左遷されることに。一方、順調に出世していた【彬：あきら】の前にも、＜血縁＞というしがらみが立ちはだかる。やがて、何千人もの人生が懸かった巨大な危機が巻き起こる。果たしてこの過酷な試練を乗り越えることができるのか…絶望的な状況を前にした時、2人の＜宿命＞が重なり合い、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる！！

上映前に行われた舞台挨拶に登壇した三木は、「今日はありがとうございます。本当に素敵なキャストの皆さんと作り上げた作品ですので、ぜひ最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします。」と挨拶。

W主演を務める竹内涼真さん、横浜流星について、「それぞれ単独で主演を張れるぐらいの二人ですし、二人それぞれの主演作も撮っている身としては、せっかくだから今回の瑛と彬みたいに、ちょっとバチバチとやってもらったほうがより映画が面白くなるんじゃないかなと期待していたんですけど、現場ではめっちゃ仲良かったです（笑）」と明かした。

池井戸潤作品の監督を務めることに、「わりと学生がキャラクターの作品を撮ることが多かったですけど、新入生が新入社員になったかなぐらいの感覚というか、今回若い二人が乗り越えるべき壁にぶちあたって、でも必死にもがいてあるべき姿に向かって乗り越えようとしていく姿はやっぱり青春ものだと思うんですよね。人間ドラマという部分では、今まで作ってきた作品と変わらないかなと思っていて、そこの熱さみたいなものは今回もしっかり込めたつもりです。」と語った。

作品のテーマにちなみ、仕事をするうえで大切にしている信念は？という質問に、「希望を描くこと。池井戸さんは年代広く愛されている作家さんですが、『アキラとあきら』は特に若い人に観てもらいたいなと思っています。特にこれから社会人になる人、社会人になりたての人で、今は若い世代にとって大変な世の中だと思いますが、今回の映画の二人を観て、そのもがいているさま、歯を食いしばって向かっていくさまを観て、若い皆さんへのエールになるような作品になればいいなと思います。」と力を込めた。

監督作品・映画『アキラとあきら』は、8/26（金）全国公開！
ぜひ劇場でご覧ください！

（敬称略）