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萩原みのり 主演映画「N号棟」完成披露上映会!

萩原みのり主演映画「N号棟」の完成披露上映会が、4/12(火)新宿ピカデリーにて行われ、監督・共演者らと共に萩原が登壇した。

同作は、心霊現象、超常現象...実際に起きた幽霊団地事件を基に生まれた超体験型・都市伝説ホラー映画。
夜中、誰もいない部屋から響く音…勝手に開閉を繰り返すドア…チャンネルが勝手に切り変わるテレビ…とある団地の一棟で数多の怪奇現象が報告される。現地には大勢の警察やマスコミ、霊能者が押し寄せ、大パニックとなった怪事件だが、“建て付けの問題など、欠陥住宅であることに起因する現象だった”として、ある日突然事態は収束する。驚くことに、その怪奇現象の発信源は他でもない住人たちだったとも言われる。が…その裏で本当は何が起きていたのか?真実を知る者はだれ一人としていなかった…。
2000年、岐阜県富加町にて実際に起きた幽霊団地事件基に、「世にも奇妙な物語」を数多く演出およびプロデュースした奇才・後藤庸介監督による解釈で、実際の事件を超える未知の“考察型”恐怖体験ホラーが誕生した。

萩原は、死恐怖症(タナトフォビア)を抱える大学生の史織を演じる。

上映前に行われた舞台挨拶に登壇した萩原は、「本日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。とにかく大変な現場で、とにかく命を捧げたような、全体力を捧げて撮影した作品で、無事完成したこと、皆さんに観ていただける日がきたことを本当に嬉しく思っています。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。」と挨拶。

完成披露を迎え、「ホッとしました。」と肩を下ろし、「私が演じた女の子が抱えている死恐怖症という病気は、生き続けること、終わらないことへの怖さみたいなものがあったので、この現場が終わらないんじゃないかなと思っていました。毎日が全部繋がっているような感覚になって、同じ景色の廃団地に毎日通って、独りぼっちの感覚というか異世界というか。だんだんそれが自分とリンクしていく感覚があったので、終わらないんじゃないかという感覚があったけれど、終わったし、完成したし、観てもらえる日がきたしで、すごくホッとしています。」と話した。

完成した同作を観た感想を問われると、「ホラーなんだけど、ずっと見ていたいというところがいくつもあって、いつの間に撮っていたんですかというような、めちゃくちゃかっこいいドローンカットとか、私は高層マンションとか四角がたくさん並んでいる建物を見ると怖いと感じる人間なんですけど、初めてかっこいいと思いました。後半に関しては自分の記憶に無いシーンがいくつかあったのですが、(私の)顔色が徐々におかしくなっていって、リアルな萩原みのりのHPがゼロに近づいていく様みたいなものが、きちんとカメラに写っていて衝撃的でした。個人的にはこの時の日々がちゃんと映像に残っていて嬉しかったです。」とコメント。

撮影で印象に残っていることを聞かれると、「初めて監督にお会いした時になんて明るい方なんだとビックリしました。この監督からこの作品が生まれたとは思えなくて、今でも思えないです。現場で私が追い詰められれば追い詰められるほど嬉しそうに笑っていて、それが1番印象に残っていて、私にとってはそれが救いにもなっていて、現実に引き戻してもらえるような瞬間でもあるし、より追い詰められる瞬間でもあって、監督の笑い声は私にとってキーとなるところでした。」と明かした。

最後に、「最初に本を読んだ時から思ったことではあったのですが、今までに観たことのない作品で、ホラー映画なんだけどホラーじゃないというか。めちゃくちゃホラーだけど、怖いだけじゃない芯に迫ってくるものがあって、この作品は1つのテーマとして、生きること死ぬことというのがテーマになっているのですが、観終わった後に死ぬことについても考えると思うけど、じゃあそこまでどう生きるかみたいなことを改めて考えるきっかけになっていただけたらと思います。あと、細かい美術や伏線が散りばめられていて、多分1回観ただけだとどこまで見つけてもらえるのかと思うので、何度も劇場で観ていただきたい作品だと思っております。今日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「N号棟」は、4月29日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
ぜひ劇場にてご覧ください。

【ストーリー】
とある地方都市。かつて霊が出るという噂で有名だった廃団地。女子大生・史織(萩原みのり)が同じ大学に通う啓太(倉悠貴)・真帆(山谷花純)と共に興味本位で訪れると、なぜかそこには数多くの住人たちがいる。3 人が調査を進めようとすると、突如激しい<怪奇ラップ現象>が起る。そして、目の前で住人が飛び降り自殺をしてしまう。驚く 3 人だが、住人たちは顔色一つ変えない。何が起きているのか理解できないまま、その後も続発する、自殺とラップ現象....住人たちは、恐怖する若者たちを優しく抱きしめ、仲間にしようと巧みに誘惑してくる。超常現象、臨死浮遊、霊の出現...「神秘的体験」に魅せられた啓太や真帆は洗脳されていく。仲間を失い、追い詰められた史織は、自殺者が運び込まれた建物内へ侵入するが、そこで彼女が見たものは、思いもよらぬものだった...!

(敬称略)
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