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岡田将生 舞台「ガラスの動物園」フォトコール&囲み取材!

岡田将生主演舞台「ガラスの動物園」のフォトコール&囲み取材が12/11(土)日比谷シアタークリエで行われ、倉科カナさん、竪山隼太さん、麻実れいさんと共に、岡田が出演した。

同作は、劇作家テネシー・ウィリアムズの出世作であり、1945年のブロードウェイでの初演以降、世界中で上演され、国や時代を超えて愛され続けてきたアメリカ文学最高峰の名作戯曲のひとつ。読売演劇大賞最優秀演出家賞や文化庁芸術祭大賞など数々の賞を受賞
してきた上村聡史の演出によって、初演から70年以上経つ今もなお愛され続ける“追憶の芝居”が新たに生まれ変わる。

1930年代のアメリカ・セントルイス。ウィングフィールド一家が暮らすアパートの一室。母・アマンダ(麻実れい)は、過去の華やかな日々にしがみつき、子どもたちの将来について現実離れした夢を抱いている。息子のトム(岡田)は倉庫での単調な仕事と、口うるさく指図するアマンダに対して嫌気がさしており、何とかして閉塞感のある日常から抜け出そうと考えている。トムの姉・ローラ(倉科カナ)は、極度に内気で、アマンダに通わされているビジネススクールもうまくいかず、ガラス細工の動物たちが唯一の心の拠り所である。
ある日、アマンダの言いつけで、トムは職場の同僚・ジム(竪山隼太)をローラと出会わせるために夕食に招く。ジムはハイスクール時代にローラが淡い恋心を抱いていた相手だった。ローラは久しぶりにジムと話し、再び彼に心惹かれていく。
こうして一家には光が差し込んだかのように思われたのだが――。

初日を翌日に控え岡田は、「約1ヶ月半弱、4人でこの物語を紡いできました。この作品はお客様に入っていただけて初めて完成するんだろうなと思いながら稽古をしてきましたので、ここまできたかと。また、感染対策に気を付けながら皆さんと作ってきたので、純粋に嬉しいです。」とコメント。

岡田は作者の投影とも言われ、劇の進行役としての役割も担うトムを演じるが、「上村さんは厳しい演出家さんなので、切り替えができない時は怒らながらやってきました。なので、一生懸命、トムという役を全うしたいと思います。
上村さんとは舞台「ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~」以来2回目となります。僕の俳優としての力量が上村さんにはバレていて(笑)、稽古初日から全開で僕の演じたいトムと上村さんが求めているトムをすり合わせながらここまでくることができました。明日初日で皆様に観ていただけたら、トムがまた違う階段をのぼれるのではないかと思っています。」と心境を語った。

その後、上村さんにどんなことで怒られたかという質問があがり、「怒られてはいないです、すみません(笑)。お互いの人柄も分かっているので、気を遣わずにトムという役に一緒に向き合っていけたと思います。語りでしゃべり続けるところは、皆様に説明を理解していただくのと同時に楽しんでいただく時間でもある。お客様と一緒に空間を共有できるように、稽古の段階から意識していました。」と答えた。

また、舞台に立つということについて、「難しいのですが、初舞台が蜷川幸雄さんの舞台だったのですが、蜷川さんに“立ち続けなさい”と言われたので、そのお言葉の通り舞台をやらせていただいています。舞台に対して敬意がありながら自分を試す場所でもある。日々みんなで作ってきた作品を100%の状態で観ていただくために、一生懸命稽古をしている時間も楽しくて好きな時間です。」と話した。

そして最後に、「不朽の名作と言われた『ガラスの動物園』を楽しみに待っている方がたくさんいらっしゃると思います。僕たち4人で作る『ガラスの動物園』はとても優しい空間になると思っています。悲劇的なことはありますが、希望がある作品なので、たくさんの方に観ていただきたいです。よろしくお願いします。」とメッセージを送った。

舞台「ガラスの動物園」は、12/12(日)~12/30(木)日比谷シアタークリエにて、2022/1/6(木)~1/12(水)福岡・博多座にて、2022/1/14(金)~1/16(日)愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールにて、2022/1/20(木)~1/23(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。
ぜひ劇場でご覧ください!

(敬称略)
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