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瀧本美織 舞台「森 フォレ」開幕!

瀧本美織出演舞台「森 フォレ」が7/6(火)世田谷パブリックシアターにて開幕した。

世⽥⾕パブリックシアターではこれまでに「炎 アンサンディ」(2014年初演、17年再演)、「岸 リトラル」(17年戯曲リーディング公演、18年本公演)と、気鋭の劇作家ワジディ・ムワワド作“「約束の⾎」4部作”シリーズを上演。宗教・戦争・歴史といった、⽇本⼈にとっては⼀筋縄ではいかない題材を超越していく、スリリングなストーリー展開と観客を魅了する圧倒的な台詞の響き。そしてなによりそれらを表出していく充実のスタッフワークとキャスト陣の演技。これらが⾼く評価され、数々の演劇賞を受賞するに至った。そして、「岸 リトラル」の上演以来、3年の歳⽉を経て、「森 フォレ」を上演。「炎 アンサンディ」、「岸 リトラル」を数多くの演劇賞受賞へと導いた上村聡史が演出を手掛け、役の心情のみならず、社会・政治背景まで正確に分析して表現する緻密な演出力を生かし、同シリーズの中でも集大成と言える大作「森 フォレ」に挑む。

1989年11月ベルリンの壁崩壊直後、モントリオールに住むエメ(栗田桃子)に発作が起き、知るはずもない第一次世界大戦中のフランス兵・リュシアン(亀田佳明)の名前を口にする。妊娠中のエメの脳に生じた悪性腫瘍がその原因として考えられ、エメが生き延びる為には、堕胎を選択するしかなかったが、彼女は出産を決断し、娘ルーを産んだ。その後エメは意識不明の状態に陥り、15年後に息をひきとった。
20歳に成長した娘ルー(瀧本美織)は、偶然にも母エメと同じ形をした第二次世界大戦時の被害者の頭蓋骨を所持するというフランスの古生物学者ダグラス(成河)の来訪により、母の死の真相を、父バチスト(岡本健一)から聞くことになる。「母エメは双子を妊娠したが、男児の方が、エメの子宮から脳へと移り住み、まるで、その男児が悪性腫瘍を引き起こしたようだ」と。
ダグラスの説得により、ルーはカナダ北部セントローレンス川の畔に住む、母を捨てた祖母リュス(麻実れい)に会いに行くことになるが、さらにリュスの母が第二次世界大戦をレジスタンスとして生きたリュディヴィーヌ(松岡依都美)であるということを知る。ルーとダグラスは偶然に導かれながら、自らのルーツを探るために、フランスへと旅立って行く……。

公演初日を終えた瀧本は、「個人的には舞台が三年ぶりでして、世の状況も相まってお客様 の温かい拍手と表情に心から感動しました。劇場に赴き、壮大な旅を共にしていただいたことに感謝致します。諦めずルーと いう役に立ち向かってきて良かったと思えた瞬間でした。 また、上村さん、スタッフさん、素晴らしい先輩方と今作で出逢えて幸せです。魂を込めてルーを生き抜きたいと思います。」とコメントを寄せた。

舞台「森 フォレ」は、7/24(土)まで東京・世田谷パブリックシアターにて、7/28(水)名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールにて、8/7(土)・8/8(日・祝)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。
ぜひご覧ください。

☆ポストトーク開催決定!
※瀧本出演回
日程:7/14(水)14:00
登壇予定者:瀧本美織、麻実れい、栗田桃子、前田亜季、岡本玲、松岡依都美
日程:7/22(木・祝)14:00
登壇予定者:上村聡史、成河、瀧本美織、岡本健一、麻実れい


☆トレーラー公開!
世田谷パブリックシアターYoutube チャンネル https://www.youtube.com/user/SetagayaPT
『森 フォレ』トレーラー https://youtu.be/y_wYob1DkFA

☆舞台公式サイト
https://setagaya-pt.jp/performances/202107mori.html

(敬称略)
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