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柳楽優弥 「映画 太陽の子」完成披露上映会舞台挨拶!

柳楽優弥主演「映画 太陽の子」の完成披露上映会舞台挨拶が7/7(水)TOHOシネマズ 日比谷で行われ、監督・キャストと共に柳楽が登壇した。

太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆開発”。同作は、その事実を基に、時代に翻弄されながら全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春群像物語。
監督・脚本は「青天を衝け」など多くの話題作を手がける名手・黒崎博。音楽にはアカデミー賞®5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/ スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが続々と参加した。

1945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々の中、建物疎開で家を失なった幼馴染の朝倉世津(有村架純さん)が修の家に居候することに。時を同じくして、修の弟・裕之(三浦春馬さん)が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。ひとときの幸せな時間の中で、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とは――?

柳楽は、京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修を演じる。
海軍から原爆開発の密命を受けた京都帝国大学の学生で、原子物理学を志す科学者。「実験バカ」と呼ばれるほど情熱的に研究に没頭する一方で、その研究がもたらすであろう恐ろしい結末を思い、葛藤する。また、幼なじみの世津に密かに想いを寄せている、という役どころ。

上映前に行われた舞台挨拶にて柳楽は、「本日はたくさんのお客さんがいらっしゃる中で舞台挨拶をすることが出来て嬉しく思っています。ありがとうございます。」と挨拶。

なぜ同作へ出演を決めたか?という質問を受け、「脚本を読み終わった後に素晴らしいと感じ、絶対に参加したいと思ったのですが、僕は実際に研究を重ねていたという事実を知らなかったですし、日本と戦争をした国との合作映画になるということで、日本とアメリカのお客さんにどういう風に見られるのか怖くもあって。簡単に“やりたいです”というよりは、少し覚悟をして“参加させていただきます”という感じでした。本当に貴重な時間になりましたし、知らないことがたくさんあって勉強にもなりました。僕や(有村)架純ちゃん、(三浦)春馬君とか同世代の俳優がこういったテーマの作品に参加して、伝えていくということが意味のあることだと思い、最高の時間でした。」と語った。

また、有村さん、三浦さんとのシーンで印象に残っているのは?と聞かれ、「海のシーンです。日の関係や、海に入るので衣装の関係でも一発OKじゃないとダメという緊張感があり、とても難しいシーンでした。撮影の前日に監督、キャスト、スタッフでリハーサルをしまして、映画の撮影現場なのですが、緊張感は舞台の本番の初日前のような感覚でした。実際に本編ですごくいいシーンになっていたので、やはりあの緊張感があったからこそという達成感としても印象に残っています。
また、春馬君とは10代前半くらいから一緒のオーディションを受けるような仲でした。戦友とかライバルのように思っていて、今回は兄弟の関係性。いろいろと関わらせていただきました。春馬君がこの作品に愛を持って参加してくれたように、僕自身もこの作品に参加したメンバーで春馬君をこれからもずっと愛して大切にしていきたいと思える、大切なシーンです。」と振り返った。

その後、七夕にちなんで、登壇者が短冊形のフリップで願い事を発表することに。柳楽は、「映画の力でみんなに元気を。」と書いたフリップを披露し、「予期せぬことが起きていく中で、自分もしっかりと前向きなポジティブバイブレーションに変換させていかねばと心を強く持ってやっているのですが、その中でも僕は映画というエンターテイメントに支えられているなと感じるので、僕は映画が好きですから、映画の力で皆さんに元気を与えられるような作品に参加して、ポジティブバイブレーションを与えていけるような俳優になりたいと思っています。」と話した。

そして最後に、「このような時期にもかかわらず、足を運んでいただいたことに感謝しております。この作品がこの状況で公開されるということにすごく意味を感じます。第二次世界大戦中に、懸命に生きてきた人たちから得られるヒントのようなものを感じていただけたら嬉しいです。とても意味のある映画ができたと思っていますので、ぜひ楽しんでください。ありがとうございました。」とメッセージを送った。

「映画 太陽の子」は、8/6(金)公開。
ぜひご期待ください!
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