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武藤潤 映画「泣くな赤鬼」公開御礼舞台挨拶!

武藤潤出演映画「泣くな赤鬼」が6/14(金)公開初日を迎え、翌15日(土)新宿バルト9で行われた舞台挨拶に、武藤が登壇した。

同作は、ベストセラー作家・重松清が、教師と生徒の関係を描き続けてきた著書の中でも、特に教師濃度の高い作品集と語る、短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」の映画化。

城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導で“赤鬼先生”と呼ばれていた。
その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、夢叶わぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。
ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称:ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。
今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築く立派な大人に成長していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。
あの時なぜもっと言葉をかけてやらなかったのか、厳しさでしか教え子に向き合えなかったあの頃の後悔。「俺は、わかったつもりで全然わかってなかった―。」命の期限が刻々と迫るゴルゴの願い、それは「俺、また野球やりたいな。」
赤鬼先生は、ゴルゴのために最後に何ができるのか―。

武藤は、ゴルゴのライバル・和田圭吾の高校時代を演じている。

上映後に行われた舞台挨拶にて武藤は、「今日は雨の中、ありがとうございます。初めての(舞台挨拶の)登壇で緊張していますが、よろしくお願いします。」と挨拶。

撮影を振り返り、「皆さんが支えてくださって、楽しい雰囲気の現場で撮影することができました。」と話した。

また撮影中、大人になった和田を演じた竜星涼さんの芝居を見てどのように感じたかと聞かれ、「僕の場合は、僕のお芝居を見て竜星さんが演じていただく形でして…どうでしたか?」と竜星さんに質問。会場が笑いに包まれる中、竜星さんの“現場で一緒になることはなかったので、監督から映像を見せてもらってから演じた。その後に柳楽さんとのシーンがあったのでとても良い参考になって、全てに繋がっていったと思う”という言葉に、笑顔を見せていた。

その後、同作が教師と生徒の再会から始まる物語であることから、“今、再会したい人は?”という質問があがり、「中学校の国語の先生に会いたいです。僕たちの代で定年退職を迎えられた先生でして、最後の授業に出たんです。普段は怖い先生でしたが最後に泣かれていて、僕たちもヤバかったです。今、何をされているのかなと思って会いたいです。」と話した。

そして最後に、「僕は今高校生なのですが、同じ世代の方たちに観ていただいて、今頑張っていることに対する思いや気持ちをずっと大切にしてほしいなと思います。僕自身も大切にしていきます。今日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「泣くな赤鬼」は絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。

(敬称略)
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