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肘井美佳 映画「…and LOVE」初日舞台挨拶!
同作は、グラビアアイドルとしてデビューし数々の写真集、DVDを発表、常に第一線を走り続ける杉原杏璃さんが、2015年に上梓した同名小説の映画化。真実か?創作か?自伝的小説としてグラドル界の裏側を赤裸々に描いたその内容は各方面から物議を醸し、センセーショナルを巻き起こしてから約1年半、遂にベールを脱ぐ。小説で物議を醸した男性たちとの肉体関係のくだりを、作者自身が体当たりで演じ、グラビアの世界では表現しきれないエロティシズムがスクリーンを彩っていく。
碧い海のようなアイドルになりたい、そう心に刻みながらグラビアアイドルとして成功を掴んだアン。スポットライトを浴び世の男性の注目を集めるも、そんなある日、同郷の友人から電話をもらうが「アンってそんな声じゃったっけ?」という言葉に言い知れぬ衝撃を受ける。
「かつての自分の声はどんな声だったのか?」と自問自答したとき、「どうしたらファンの人たちに喜んでもらえるのか」と考えての行動が偽りの自分を演じているのではないかという不安に襲われるようになる。年齢も30歳を過ぎ、嘘のない生き方、そして本当の「自分の声」を取り戻すため、グラビアアイドルとしての活動をあと1年として、一所懸命走り抜くことを決意する。男たちと関係を重ねていきながらもトップアイドルとして駆け抜けるアンは、この世界に入ったことで失った「声」を取り戻すことができるのだろうか。
上映前に行われた舞台挨拶で肘井は「今日は劇場まで足を運んでくださってありがとうございます。短い間ですが楽しい時間になればいいなと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
役を演じるにあたって「杉原杏璃ちゃんとは、デビューの時期が同じで私が初めて携わった生放送の番組でご一緒させていただいていて、それ以来の共演でした。ご自身で書かれた小説に、体当たりで挑戦するということですごいことだと思いました。きっと杏璃ちゃんにとって大きな挑戦になるということに感動しましたし、一緒にできることが嬉しいです。(実際に)同級生でちょうど同級生の親友役で、図々しいですがカメラの前でも外でも、杏璃ちゃんの不安を支えられるような存在になれたらいいなと思って撮影に臨みました。」と笑顔で語った。
映画「…and LOVE」は、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。