美村里江主演舞台、「二次会のひとたち」のプレスコール＆コメント取材会が4/13（木）紀伊國屋ホールにて行われた。

同作は、脚本家の岡田惠和氏と演出家の田村孝裕氏による『不機嫌な女神たちプラス１』（2019年）、『パークビューライフ』（2021年）に続く、三作目のタッグとなる新作・書き下ろし舞台。なぜか結婚披露宴には呼ばれず、結婚式の二次会の幹事に召集される、ちょっとワケアリ系で、拗らせ系で、捻くれ系の男女4人が繰り広げるコメディを描く。

来月行われる、結婚式の二次会を仕切ることを頼まれ、
都内の某レストランに集められた男女4人。
四方田みどり(美村里江)、篠田 花(内田理央さん)、
中内啓介(東 啓介さん)、遠山信夫(佐藤アツヒロさん)。
この日が初対面であるが、その顔合わせに、新郎新婦の姿はない。
しかも4人とも、結婚式の披露宴には招待されていない。
気まずい4人だが、肝心の2人が来ないので、なんとなく自己紹介など、
重い空気感でしていると2人から超軽い動画メッセージが送られてくる。
「予算少なく、派手で楽しく盛り上がれるように、よろしくね!」的な。
そこで、火がつき、4人で新郎新婦の悪口がスパーク。
暴走しきって疲れたところで、啓介が「ちゃんとやりませんか?思い切り、
成功させて、喜んでもらえるように頑張りませんか?」と話だし、
なんとか結束。そして、結婚式当日を迎えるのだが・・・。

美村は、四方田みどりを演じる。
新婦の会社同僚。他の同僚は披露宴に出席するが・・・自分は二次会のひと。ストイック過ぎる反面、３度の結婚・離婚を繰り返す。自分でも「存在そのものが縁起が悪い」のだと思っている。シニカルそのものみたいな女性。

プレスコール後に行われた取材会にて美村は、「4人でずっと出っぱなしの舞台ということで、キャリアのあるアツ兄（＝佐藤アツヒロさん）でもあまりこういうことはないということをおっしゃってました。ずっとみんなでエネルギー高くやっている舞台なんですけど、実は仕込みの多い部分もあります。照明、音響、映像というものがミックスして、お客様を楽しませようというたくさんの演出がある舞台だと思います。コロナ過のこの2、3年で価値観が変わりました。皆さんの楽しいこと、贅沢なことっていうのが、この2、3年でちょっと刷新された時代だと思いますので、そこをめがけて少しでも幸福感を持っていただけるように、みんなで工夫して取り組んでます。ぜひご覧いただいて、元気というか、エネルギーを少しでも持ち帰っていただけるんじゃないかなと、頑張っております。演出家、スタッフも含め、この4人で、楽しい世界にお連れしたいと思いますので、なんかむしゃくしゃした時に見に来てほしいなと思います。よろしくお願いいたします。」とコメントした。

舞台「二次会のひとたち」は、4/14（金）～30（日）紀伊國屋ホール（東京）にて絶賛上演中！
5/6（土）・7（日）にはCOOL JAPANPARKOSAKA TTホール（大阪）でも上演予定です。
ぜひご来場ください！