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西垣有彩 朗読劇「銀河鉄道のなかで」開幕!

西垣有彩出演、朗読劇「銀河鉄道のなかで」のゲネプロが10/14(金)アトリエファンファーレ高円寺にて行われた。

“銀河鉄道の夜“
文豪・宮沢賢治が書き綴った名作として、今尚語り継がれる未完の小説である。
今作が世に出たのは、宮沢が亡くなった後のことであった。
宮沢が目を覚ますとそこは汽車の中。
車窓を開くとキラキラと輝く銀河が広がっている。
彼は死後、自身の描いた作品の中に生きていた。

一人の作家が乗車してくる。
名は「太宰治」
彼らが乗り込んだのは、死者を運ぶ銀河鉄道____

ジョバンニとカムパネルラはこう話し合った。
「ほんとうの幸(さいわい)ってなんだろう」
「ぼくわからない。
けれども、本当にいいことをしたら、
いちばん幸なんだねぇ」
それを聞いた太宰治は笑顔でこう告げた。
「つまらない話だ。」

西垣は太宰と賢治の作品を読み続けてきた現代の女子高生。文豪オタク。 彼等の歴史にも詳しいヒロイン、穂乃果役を演じる。

役どころについて西垣は、「私の演じる穂乃果は、死後に宮沢賢治の作った世界観である銀河鉄道のなかに迷い込んだ少女です!文学オタクで、我を忘れてつい語ってしまう天真爛漫な一面もあるのですが、その知識を活かして活躍したり、重要な人物になってきます。」と明かした。

意気込みについては「この作品は生まれた時代も性格も全く違う個性豊かなキャラクターが、お互いを知り、感じることによってそれぞれ1歩を踏み出していくストーリーになっています。自分を見つめ直し気持ちを新たにしていく登場人物の姿から、希望を感じてもらえるよう穂乃果を演じたいと思います!」と語った。

最後にご来場のお客様に向けて「穂乃果のような好きなものに没頭してしまうキャラクターは、お客様に1番親しみを持ってもらえるんじゃないかなと思います。そんな穂乃果の魅力をいっぱいに、お客様の日々の生活への『もう少し頑張ってみよう』というきっかけもお届けできるよう、そして何よりこの朗読劇を楽しんでもらえるよう、精一杯演じさせて頂きます!」とメッセージを送った。

朗読劇「銀河鉄道のなかで」は10/16(日)までアトリエファンファーレ高円寺にて上演。
是非劇場でお楽しみください。

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