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大倉空人 映画「レッドブリッジ」特別先行上映イベント!
同作は、無軌道な少年院上がりの不良少年たちの”等身大”を描いた青春活劇映画。不良少年4人の少年院での出会いと「レッドブリッジ」へと続く因縁を描いた前日談の映画「レッドブリッジ ビギニング」と共に6/4(土)に同時公開される。
メガホンをとるのは、『テイクオーバーゾーン』(19)でその才能を高く評価された山嵜晋平さん。複雑な家庭環境で暮らす少女の葛藤と成長を描き、主演の吉名莉瑠さんに「東京ジェムストーン賞」をもたらした青春映画の新たな名手が、行き場のない若者たちの葛藤や衝突を時にコミカルに、時に切なさをもって描き出す。
同作にて大倉は、短気で喧嘩っ早い坂口海斗を演じている。
上映前に行われた舞台挨拶にて大倉は、「本日は足を運んでいただきありがとうございます。『レッドブリッジ』『レッドブリッジ ビギニング』で坂口海斗を演じました大倉空人です。本日は宜しくお願いします。」と挨拶。
今回、オーディションで430人以上の応募者からメインキャストが決定したが、そのオーディションの印象として、「とても楽しかったです。というのも周りの役者さんの演技がとても上手くて、たくさん刺激を貰いました。こんなにオーディションで楽しいと思えたことが初めてで、そういったこともあってこの作品に携わりたいと思いました。」と語った。
山嵜監督からオーディションの楽しかった部分について問われると、「演技の上手な役者さんがいるその中でオーディションができるということと、山嵜監督からいろいろとアドバイスを頂けたことも嬉しかったです。」と答えた。
役が決まった時の感想について、「オーディションの台本に坂口海斗、今西大輝、巻龍一の役があったのですが、坂口海斗で受かるんだというのが率直な気持ちでした。その台本の中だと坂口海斗と自分はかけ離れているなと思っていたので、喜びもありましたが、どうやって演じようかとその時から考えていました。」と当時の思いを振り返った。
役作りなど大変だったことについて、「親父とのシーンが一番大変でした。唯一自分の過去が描かれる場面なんです。『レッドブリッジ ビギニング』では言葉でしか自分の過去を語っていないのですが、『レッドブリッジ』では実際に映像で皆さんに伝えられるということで、普段友だちといる僕(海斗)と親父への接し方とで、何か違いを見せたくて頑張りました。」と苦労を明かした。
演じた役柄との共通点について、「友達と一緒にいることがとても好きなところは共通する部分だなと思いました。大輝と龍一と健と一緒にいる時間がとても楽しいですし、大倉空人としても楽しいので、そういう所は似ているなと感じました。」と笑顔を見せた。
撮影中のエピソードとして、「シーンが終わったあとに、”良かったよ!”とか”めっちゃ海斗っぽかったよ”とか声を掛け合っていたので、そういうことも作品を作る上で自分のモチベーションになったというか、高い位置でずっと演じられた一因なのかなと思います。」と話した。
映画「レッドブリッジ」「レッドブリッジ ビギニング」は池袋HUMAXシネマズにて公開中!
ぜひ劇場でご覧ください!
【『レッドブリッジ』あらすじ】
少年院生活を終え地元茨城に帰ってきた今西大輝が、少年院で同部屋だった小日向健の危機を聞き、同じく少年院で出会った仲間の坂口海斗、巻龍一と共に健を救うために行く先々でトラブルを引き起こしながら、奪った車で東京へと向かう。
金がない、学もない、女もいない。何も持たない若者たちの旅路の行方は!?
【『レッドブリッジ ビギニング』あらすじ】
孤児院育ちの今西大輝は違法ドラッグ所持で現行犯逮捕され、少年院に収容される。同室になった巻龍一、小日向健、そして問題を起こし懲罰房から戻ってきた坂口海斗と時に衝突しながらも次第に深い絆が生まれていく。
ワルだが正義感の強い大輝達は、院内でのいじめを止めたことがきっかけで、少年院のボス格である堀口亮太、そして半グレで人を殺したという噂のある鮫島アツシと対立を深めていく。