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海上学彦 主演映画「きみは愛せ」初日舞台挨拶!
同作は、カナザワ映画祭「期待の新⼈監督スカラシップ」第1回作品で、愛することにもがき苦しむ若者たちを描き出した群像劇。
監督は、若者たちの愛とセックスの形を描いた劇場デビュー作『愛うつつ』が高く評価された新星・葉名恒星さん。本作では、ある退屈な町の片隅で、愛を求めてあがく若者たちの絶望とかすかな希望を赤裸々に描き出した。
リサイクルショップで働く無欲な男・慎一(海上)
スナックで働きながら好きな人を待つ毎日を過ごしている慎一の片想い相手・凛(兎丸愛美さん)
そして、雀荘で働く凛の兄で慎一の同居人の朋希(細川岳さん)
都会から離れた小さな町で、何となく満たされて、どこか物足りない毎日を平和に過ごしている3人。
傷つくことを恐れる彼らの生活は、ある出来事をきっかけに予想もしていなかった結末を迎えることになる。
ずっとこのままでいたい。でもきっとこのままではいられない。
彼らの物語は、きっとあなたの物語になる。
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した海上は、「本日は映画を観に来てくださり、誠にありがとうございます。今日は短い時間ですが、楽しいトークをする予定なので、楽しんでいってください。」と挨拶。
自身の演じた役について、「まず思ったのは、僕自身と似ているなと思いました。監督があて書きをしてくださったとのことで、実は監督とは大学が同じ先輩後輩という関係で、そこまでの親交は無く会っていなかったんですけど、この映画で声を掛けていただいて、『会ってないし、喋ってないのに、なんで俺の事こんなに分かるんだろう』って思いました(笑)。怖い反面、人をしっかり見るんだなと感じました。」と話した。
役柄と特に共通する部分を問われると、「思った事を口にするのが苦手で、自分の中で消化してしまっている部分。」とコメント。
監督との関係性について話題が挙がると、「(監督は大学の)2個下なのですが、僕らの学科は男性が特に少なくて、僕の学年は男5人なんですけど、彼の学年は男1人で、話すようになったら『SMAPに入りたい』と言っていて面白い人だなと思いました。」と明かした。
共演の細川さんと撮影前に共同生活をしていたという話題では、「共同生活に入る前も2人で釣り堀に行ったりもしていたので、ほぼ友達みたいな感じでしたね。僕はルームシェアをしたことが無いんですけど、岳だったからなのか全然問題なく過ごせました。」と振り返った。
そして最後に、「僕自身映画館で映画を観ることが大好きなので、この映画に限らずもっと多くの人に映画館で映画を観てもらいたいと思って俳優を続けています。なので、この映画も広めていただけたら嬉しい限りです。本日はありがとうございました。」とメッセージを送り、締めくくった。
映画「きみは愛せ」は、1/28(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国公開。
ぜひ劇場でご覧下さい。