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藤原倫己 翻訳本『食パンねこのひみつ』出版記念イベント!

藤原倫己、初の翻訳絵本『食パンねこのひみつ』が11/22(木)に発売、12/1(土)に都内で出版記念イベントを開催した。

絵本『食パンねこのひみつ』は、SNSで火がついたデブねこ“トゥンにゃん”の人気を受けて、韓国の大手出版社キムヨン社が作家とともに新たな物語として開発した絵本の第一弾。この度発売された同書は、全2話収録のうちの1話「食パンねこのひみつ」で、ゆるくてかわいい“食パンねこトゥンにゃん”の活躍が、焼き立てのパンのようなあったかくてふわふわの癒しをくれる、ゆるかわ絵本となっている。

同書の監修を担当したカリスマブロガー・himeさんと共に出版記念トークイベントを開催。藤原は、「みなさんこんにちは。この度、先生になりました“Fから始まる”藤原と申します(笑)。韓国で大人気の絵本『食パンねこのひみつ』を翻訳させていただきましたが、本日はその経緯や悩んだところ、こだわったところ、さらにhimeさんと僕の韓国語習得方法の違いもお話しながら、最後はソウルのおススメスポットをご紹介したいと思います。よろしくお願いします。」と挨拶した。

翻訳本を出版することになった経緯を、「食パンねこの主人公がデブねこということで、キネマ旬報社さんが、デブねこ、韓国語、藤原と思いついたそうです(笑)。」と笑いも交えて説明。

苦労した点、こだわった部分について、「翻訳ということでまずは直訳することから始めました。ただ、韓国の絵本は敬語で表現することが多く、直訳するとどうしても硬くなってしまうのでもう少し柔らかい表現がないものかと少しずつ修正していきました。絵本なので子供たちにも読んでもらいたいですし、親御さんに読み聞かせもしてもらいたいと思い、聞いていて心地良い・楽しい、読んでいても気持ちが良いように言葉のリズムを意識しました。」と実際の本を見て例をあげながら話した。

その後、韓国語の学習方法を藤原式、himeさん式でそれぞれ説明。この日の来場者の多くは現在韓国語を勉強している方々で、himeさんの“読む”から始まる勉強法、藤原の“話す”から始まる両者異なる勉強法に耳を傾け、さらに藤原もhimeさんの懸命な勉強法に目からウロコの様子だった。

himeさんから“なぜ話すから始まったのですか?”と聞かれ、「大学1年の時に旅行で訪れた明洞でスカウトをされそのまま韓国に渡ったので、後戻りができなかった。韓国で生活をしないといけない、自分の気持ちを伝えないといけないというプレッシャーから、とにかく話さないと何もできないんだと思いました。韓国語を勉強されている方は、なぜ自分は韓国語を勉強しているのか、今自分が使いたい言葉はなにか、最終的な目標はなにかを考えてみると、自分なりの勉強法が生まれると思います。」と秘訣も交えて語った。

韓国で現地の言葉に触れ、習得していった藤原は、「正しい書き方、読み方をじっくり学んだのは、3年間出演させていただいたNHK『テレビでハングル講座』の時でした。今まであまり考えたことがなかった韓国語の仕組みをこの番組で知ることができました。」とまとめた。

そしてその後は、藤原とhimeさんが語るお気に入りのショッピング、グルメスポット、さらには韓国で買い物をする際のポイントやコツ、現在の韓国ショッピング事情を紹介するコーナーへ。「たくさんあってしぼるのが難しかった。」と話しつつ、himeさんと打ち合わせをした際、ピックアップした場所に共通点があったそう。藤原は、「お忙しくて大変かもしれませんが、夜しかやっていないお店もあるので、できれば2泊以上してより良いショッピングをしていただきたいと思います。」と話した。

そして最後に、「ぜひ皆さん『食パンねこのひみつ』をこれからもよろしくお願いします。本日はありがとうございました。」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

藤原倫己、初の翻訳絵本『食パンねこのひみつ』は、現在発売中。
ぜひお楽しみください!

■『食パンねこのひみつ』
発売日:2018/11/22(木)
価格:1,500円(税抜)
仕様:A5変形判、72ページ
作者:チェ・ボンス
翻訳:藤原倫己
監修:hime
発行元:キネマ旬報社
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