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山下リオ 映画「君がまた走り出すとき」川口市長表敬訪問&囲み取材!
同作は、川口市が埼玉県と共催する『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』の15周年記念オープニング作品として製作。日本人男性で初めて世界6大マラソンを走破した古市武さん(川口市在住)の生き様に触発され、マラソンを始めることで人生と向き合う人々のヒューマンドラマが描かれる。
同映画祭に過去二度ノミネート経験もある新鋭、中泉裕矢さんがメガホンをとり、開催地・川口市が製作、市内各所で撮影が行われエキストラとして約300人の市民が参加した、まさに地域参加型の作品となっている。
翔太(寛一郎さん)は訳あって逃げ込んだ民家で、老婦人・多笑(松原智恵子さん)から孫だと勘違いされ、成り行きでそこに住むことに。しかし数日後、多笑の本物の孫・佳織(山下)が訪ねてくる・・・。そしてある晩、ラジオから、世界6大マラソンを走破した高齢の市民ランナーの話題が聞こえる。そのラジオをきっかけに立ち止まっていた6人が出会い、支え合い、時にはぶつかりながらも、それぞれの人生が走り始める。
山下は同作のヒロイン・三宅佳織を演じる。
この日は、作品の舞台である埼玉県川口市での先行上映の報告のために、同作を製作した川口市の奥ノ木信夫市長の元に監督・キャストらが表敬訪問。山下は、「今日はこの前の舞台挨拶があってから久々に帰ってきましたが、そろそろ映画も始まるのだなという実感がわいてきて、こうしてまた戻ってこられる事はとても光栄だなと思いました。撮影中はエキストラの方が協力してくださって、特に最後のマラソンのシーンは寒い中たくさんの方に出演していただき、実際に頑張れという声援を送ってくださった事が励みになっていました。それが映像の節々に表れていると思います。今日はありがとうございます。」と挨拶した。
奥ノ木市長からの川口市の印象は?という質問に、「ゆったりした土地だなと感じていました。撮影中も“何しているの?”とすごく気軽に話しかけてくださって、そういう地元の方々の密な関係性が素敵だなと思っていました。」と笑顔を見せた。
その後、囲み取材にて表敬訪問を行った感想を、「奥ノ木市長から川口愛がすごく伝わってきました。そういう愛を持った作品に関わることが出来て、とても良い経験をさせていただいたなと思いました。ぜひ川口市の方々にご覧になっていただきたいです。」とコメント。
共演の寛一郎さん、松原智恵子さんの印象を、「寛一郎さんは、以前ご一緒した作品では共演シーンがなく、キャストを含めた大勢のご飯の場で一言も言葉を発していなかったので(笑)、無口で人見知りなのかなという印象でした。でも、現場で気さくにしゃべってくださって、コミュニケーションを取れたからこそ二人のシーンでお互いに絆があったかなと思います。松原さんは、まず共演させていただいた事が光栄で嬉しかったです。最初は緊張していましたが、本当に気さくでチャーミングで、お話されるとパッと花が咲くような素晴らしい方。特に役作りをすることなく、おばあちゃんとして慕っていました。」と語った。
また、お気に入りの撮影場所を聞かれ、「荒川の河川敷が気に入りました。撮影で走っていてもすごく気持ちが良くて、とにかく楽しかったです。景色が素晴らしかったので走るシーンがあまり苦ではなく、楽しく走れていました。東京でも走りますが、こんな場所が近くにあったら毎日でも走りたいと思えるような場所に出会いました。」と答えた。
続いて、撮影中にエキストラとして出演された市民の方とどんな交流があったかという質問に、「マラソンのシーンでフォームの練習をしてから撮影に入ったのですが、市のランナーの方から見ると素人感があったみたいで、実際に走り方を教えていただきました。」と話した。
そして最後に、「二週間くらいの短い撮影期間ではありましたが、撮影が進む中で、キャスト・スタッフ、監督とも仲が良くなって信頼できる関係性になれて、とても思い入れが強い作品になりました。そんな作品がようやく公開を迎えるというのはすごく喜ばしいことです。川口市の方も知っている風景が出てきて楽しめますし、こういう場所もあったんだという発見もあるかと思います。また、マラソンを通じてみんなが成長していく姿や人が努力をしている姿は見ていて飽きないと思うので、いろいろな方に観ていただきたいです。」とメッセージを送った。
なお、この日は奥ノ木市長より監督・キャストに記念品と花束が贈呈され、山下には川口市のマスコット『きゅぽらん』のぬいぐるみがプレゼントされた。
映画「君がまた走り出すとき」は、2/8(金)よりMOVIX川口にて川口先行上映、3/2(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。
ぜひ劇場でご覧ください!
■映画「君がまた走り出すとき」公式サイト
http://kimimata.com/