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窪田正孝 映画「ある男」初日舞台挨拶!
同作は、平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」を、映画『愚行録』『蜜蜂と遠雷』などで国内外から高い評価を得る石川慶がメガホンをとり映画化。ヴェネチア国際映画祭・釜山国際映画祭と、世界の映画祭で絶賛されている感動ヒューマンミステリー作。
弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、里枝の亡くなった夫「大祐」(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ…。
「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれ、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく――。
窪田は、「大祐」として生きた“ある男”を演じている。
上映後に行われた舞台挨拶にて窪田は、「初日に来てくださってありがとうございます。皆さんがどんな感想をお持ちになったのかとても興味があります。どこかに書き込んでいただけたら嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。
撮影では妻夫木さんとの共演シーンがなく、映画祭やPR活動で妻夫木さん、安藤さんと多くの時間を過ごしたという窪田。「一緒に飛行機に乗ることってないじゃないですか。飛行機での過ごし方とか、こういう私服を着ているんだとか、何気ないところを見ることができてとても貴重でした。」と振り返ると共に、「釜山の帰りの飛行機ではサクラさんとずっと喋っていました。“ずっと喋っていますけど、もう着きますね”と言っていたくらい、いろいろと話をさせていただきました。妻夫木さんは英語の勉強をされていたり、映画を観られていたり。席が近かったので、チラチラ盗み見していました(笑)。」と明かした。
この日、里枝の息子・悠人を演じた坂本愛登さんと2021年1月から3月まで行われた撮影ぶりの再会だったそうで、「久しぶりに愛登に会って、軽トラのシーンが懐かしいなとか、いろいろと思いました。愛登が様々な出来事やシーンを超えて大人になっていくさまを思うと、時間というのは何ものにも代えられないものなんだと。めっちゃイケメンになっていてすごいと思いました。」と感慨深い様子で話した。
映画「ある男」は、現在公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!
(敬称略)