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濱田岳 映画「大怪獣のあとしまつ」公開初日舞台挨拶!
同作は、誰もが知る“巨大怪獣”の誰も知らない“死んだ後”の世界を描く空想特撮エンターテイメント。
監督・脚本を務めるのは、数々の作品で唯一無二の世界観を生み出し、熱狂的なファンを持つ異才・三木聡さん。さらに特撮監督として、2002年より「仮面ライダー」シリーズを担当している佛田洋さん。邦画史上最大スケールとなる大怪獣の造形は、「平成ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズなど数々の怪獣造形で知られる若狭新一さん、VFXプロデューサーは『男たちの大和/YAMATO』など日本を代表する作品のCGを多数手掛ける野口光一さんが務め、特撮映画のプロフェッショナル達によるドリームタッグが実現した。
人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。
国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。
爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ1人の男...。
彼に託された<使命>とは一体? 果たして、爆発を阻止することができるのか――!?
前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメントが、今、動き出す。
濱田は、暗躍する策略家の総理秘書官・雨音正彦を演じている。
上映前に行われた舞台挨拶にて濱田は、「日々の暮らしにご心労が絶えないなか、劇場までお越しいただき、そして満員にしてくださいまして本当にありがとうございます。わずかな時間ではありますが、少しでも皆様の気分転換のお力になれればと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
同作が巨大怪獣の死体処理という、ある意味倒すよりも難しいムチャブリを課された人たちの奮闘を描くことから、撮影中にムチャブリだと感じたことは?という質問があがった。濱田は、ドラマ「釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助~」で共演した西田敏行さんとの撮影を振り返りながら、「ムチャブリということではないのですが…。僕は総理秘書官で、西田さんは総理大臣で、僕たちは国家機密の内容を扱っているので、ゼロ距離で密談するところがあるんです。西田さんとゼロ距離で接した場合、「釣りバカ日誌」であれば100%チューしていい距離(笑)。でも総理大臣と秘書官なので、チューはダメということで非常に悶々とした思い出があります。」とユーモアたっぷりに回答し、会場の笑いを誘った。
そして最後に、「僕たち内閣の部分では大いに呆れて笑っていただき、現場で頑張るお二人(山田涼介さん、土屋太鳳さん)の部分はこれぞ特撮ものというスリルとドキドキを味わっていただけると思います。贅沢な映画を監督は作られたなと思いました。皆様に早く観ていただきたいです。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
映画「大怪獣のあとしまつ」は現在公開中。
ぜひご覧ください!