滝澤エリカ出演映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」のトークイベントが11/22（日）ホワイトシネクイントで行われ、山田杏奈さん、瀬田なつき監督と共に滝澤が登壇した。

原作は、1980～90年代に若者たちのリアルな恋や友情を描くマンガを数多く生み出し、今も尚、熱狂的なファンを持つ漫画家・岡崎京子が1989年に刊行した「ジオラマボーイ・パノラマガール」。
脚本・監督を務めたのは、映画「PARKS パークス」(2017)、ドラマ「東京アリス」(2017)、「セトウツミ」（2017）、「声ガール！」（2018）などを手がける瀬田なつき。瀬田は物語の舞台を現代に置き換え、スクラップ＆ビルドを繰り返す街で、未来への不安を抱えつつも「今」を生きる若者たちを、ファンタジックでポップな世界観で映画化した。

東京に住む平坦で平凡な高校生・渋谷ハルコ、16歳。ある夜、橋の上で倒れていた神奈川ケンイチにひとめぼれする。“世紀の恋”だとはしゃぐハルコに対して、真面目でおとなしげなケンイチは、受験目前、衝動的に学校を辞めてしまいそれどころではない。さらに、勢いでナンパした危険な香りのする女の子・マユミに夢中になっていく。二人の平行線の恋はどこへ行くのか。友だちや家族や自分、悩みもがく少年少女の刹那的な視線を切り取った、恋と成長の物語。

滝澤は、主人公・渋谷ハルコの同級生のカエデを演じている。

上映前に行われた舞台挨拶にて滝澤は、「皆さん、こんにちは。今日はお越しくださってありがとうございます。短い時間ですが、楽しんでいきましょう。ありがとうございます。」と挨拶。

最初に完成した映画を観たときの感想を、「音楽やシーンが切り替わるところも全部ポップでかわいいなというのが第一印象でした。映画の中では80～90年代の“写ルンです”やレコードが出てきて、それが最近の若者のトレンドでもあって、そこも（現代と）重なっているなと思いました。」と笑顔で語った。

また、原作の漫画については、「おしゃれな雰囲気だなと思いました。また、日常的にあるような、ないような、見たこともない世界観で素敵でした。」と話した。

そして最後に、「今日は本当にありがとうございました。この映画が皆さんの心の中にどこか残るような作品になってほしいなと思います。」とメッセージを送った。

映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」は、新宿ピカデリーほか全国公開中。
ぜひ劇場でお楽しみください！

■公式サイト
http://gbpg2020-movie.com/

（敬称略）