MOVIE
山下リオ 映画「寝ても覚めても」初日舞台挨拶!
同作は、前作『ハッピーアワー』で数々の国際映画祭で主要賞を受賞しその名を世界に轟かせた新鋭・濱口竜介監督自らが熱望した、芥川賞作家・柴崎友香さんによる同名恋愛小説の映画化。
東京。サラリーマンの亮平は、会社にコーヒーを届けに来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも惹かれていく朝子。ふたりは仲を深めていくが、朝子には亮平に告げられない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。
人はなぜ人を愛するのか?その人の何に惹かれ、なぜその人でなくてはならないのかー?同じ顔をした二人の男の間で揺れる女性の8年間の恋を、まっすぐな想いが引き起こす衝撃の展開を交えて描かれる。
山下は、朝子の親友・鈴木マヤを演じる。
上映後の舞台挨拶にて山下は、「会場の空気感と皆さんの拍手が温かくて、改めてとても良い映画だと感じました。本日は宜しくお願いします。」と挨拶。
来場者・女性登壇陣に、優しく包容力のある亮平と、掴みどころのないミステリアスな麦のどちらに惹かれるかという質問があがり、亮平という意見が多く見受けられた。山下も亮平と答え、「麦は危ないから、気持ちを持っていかれると心が死んでしまいそう。それは嫌だなと思いました。」と真意を語ると共に、この日登壇した男性陣の役柄の中では誰に惹かれるかという質問には、「私はマヤなんで串橋です。」と瀬戸さん演じる亮平の同僚・串橋耕介であることを明かした。
舞台挨拶終盤には、登壇者にはサプライズで同作を鑑賞し“この小説を書いて良かった!”と絶賛した原作者・柴崎友香さんが登壇。感謝の思いを互いに語り合うなど、作品愛に溢れた舞台挨拶となった。
映画「寝ても覚めても」はテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!