STAGE
中島広稀 主演舞台「カノン」公開ゲネプロ!
同作は、野田秀樹の型破りでイメージにあふれ、あまりにもオリジナルなその戯曲に国内外の才能あふれる演出家が敢然と挑むシリーズ企画!2015年に演劇系大学共同制作Vol.3で「カノン」を演出した野上絹代の才能を見込み、野田自身が再演を希望。
2020年3月に予定されていた公演の中止を乗り越え、満を持して臨む。
舞台「カノン」は、8/25(水)~9/5(日)東京藝術劇場シアターイーストにて上演する。
【あらすじ】
牢番の太郎(中島広稀)は、囚われの身の沙金に心奪われ牢から逃してしまう。その罪の放免の為に沙金(さとうほなみ)率いる盗賊団のアジトに潜り込んで『ある事』を探る密偵を都の権力者、天麩羅判官(渡辺いっけい)に命じられる。窃盗に対して弱腰の太郎だったが、思想犯で捕らえられた実の弟、次郎(小田龍哉)を助けるために人を殺め、それをきっかけに罪を重ね、更に沙金への想いを募らせていく。次郎は盗賊団に加わり、信念のもとに行われる盗みを説き、判官屋敷にある『自由』を盗むことを仲間達に提案する。
一方、天婦羅判官は屋敷に保管している絵画の『ある事』に繋がる隠された真実を部下に漏らすのだった。
(敬称略)