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突如として自殺暗示催眠をかけられた36人の高校生たち。自殺催眠発動のシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ…25万部以上を売り上げるベストセラーコミック「シグナル100」。原作コミックの壮絶な描写に、連載当時から実写化不可能といわれた超問題作が待望の映像化。36人の生徒の一人を演じる吉田仁人に話を聞いた。

生徒の一人一人がそれぞれの思いで生きているところをぜひ見て欲しい

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―― 息つく暇もないノンストップの88分。見終わった後に疲労感さえ感じる壮絶な内容となっているが、完成した作品を見た吉田の感想はー。

「すごかったです!ワンシーン、ワンシーン冷や汗をたくさんかきました。いざとなった時に生まれる一体感が作品の中にちゃんとあって。映画だからこうなのでなく、実際に同じような状況になった時でもきっと同じなんだろうなと思いました」

―― 台本を読んだ時と、完成した作品の違いをどう感じているのだろうか。

「やっぱり映像で見る視覚的な恐怖やみんなのピリピリ感はより迫力がありました。台本を読んでいるので“ここで怖いことが起こる”とか“ここでこういう糸口が見つかる”と分かっていてもビックリと嬉しさを感じて、映像ってすごいと改めて思いました」

―― 本作のオーディションは4日間、150人以上で行われたという。オーディションを受けた吉田の感想は。

「普段はオーディションって緊張するタイプなのですが、今回は受ける方が多かったせいかあまり気負わずにできました。オーディションは台本を何度も覚えて演じて、という感じだったんですけど、受けているだけで楽しいオーディションでした。結果、役をいただけて嬉しかったです」

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―― 撮影に入る前にどんな役作りをしたのか、聞いてみるとー。

「(中村)獅童さん演じる担任の下部先生によって、物語がガラっと変わっていくんですけど、僕の演じる江崎大和はクラスの中でおしどりカップルという設定なので、とにかく彼女を好きになろうと思いました。遠距離の片想いをしている気持ちで撮影に入って、それが撮影で両想いとしてちゃんと作用できるように。とにかく相手への愛だけ深めていきました」

―― 実際に江崎大和を演じて、どう感じたのだろう。

「僕にとってクラスの公認のカップルであることがそもそもありえない設定だったので(笑)、みんなに茶化されるのが面白いなと思いました。制服をネクタイを結ばないで着崩してるんですけど、普段しないのでこういう着方も新鮮でいいなと。制服って良いですよね、生涯着ていたいです(笑)。今回、自分の想像をはるかに超えた現場だったので“これはなかなかない経験だ”と思って、たくさんのことを吸収して帰ろうと思ってずっと集中していました。本当に充実した毎日でした」

―― 作品では絶望の淵へと追い込まれる壮絶なデスゲームが描かれているが、実際の撮影現場の様子はー。

「ものすごく明るくて仲良くて、本当のクラスメイトみたいでした。派閥みたいなものがなくみんなでご飯を食べたり、話をしたり。撮影現場の周りが何もない場所が逆に良かったのか、キュっと仲良くなった感じです。撮影期間が3週間くらいで僕は2週間くらいだったんですけど、みなさんとても優しくしてくれました。成人されている方が多くてご飯というより飲みに行くことが多かったみたいなんですけど、僕はこの前20歳になったので、なかなか参加できなくて。今回、公開時期にまた久しぶりにみなさんに会えたので、これを良いきっかけに今後はさらに仲を深めていけたらと思っています」

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―― 竹葉リサ監督はどのような演出をされたのだろう。

「物語が進む中でAとBという派閥がだんだん生まれていく演出を先輩の役者さんや監督、演出の方と全員で練っている感じを見ていて、みんなの中でベストな答えを探して、生まれいく。そしてそれを演じているのを見るのがすごく勉強になりました」

―― 普段はボーカルダンスユニットM!LKメンバーとして活動しているが、演じることとアーティストとの違いは。

「“歌わない”、“踊らない”ことが違いなんですけど、表現をするという意味ではそんなに変わりはないなと思っています。元々歌とダンスの経験はあって、お芝居の表現を学びたくて事務所に入ったんです。いろんな表現をお道具箱の中から引き出して、また勉強してという感じで、お芝居は本当に楽しいです」

―― 普段から映画や芝居を見ているという吉田。様々な作品からインプットしたことを自分の芝居に反映することはあるのだろうか。

「舞台で肌で感じる熱気、圧、空間占有率をたくさん学ばせてもらうんですけど、お芝居だと顔だけで絵(画面)が埋まることもあるので、そういう時にどこを動かしているのかなとか、ここを動かすとこういう表情になるんだなとか気になって見ています。知識をたくさん増やしていきたいので、たくさん作品を見るようにしています。ただ、何も考えたくない場合はスパイ映画やレース系の作品などを見て気分転換しています。最近見て面白かったのは、堺雅人さんや山田孝之さんの出演されている『その夜の侍』。前から堺さんのファンで、感銘受けまくりでした。もう1回見たいです!」

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―― 「シグナル100」の作品の見どころや楽しんでほしいポイントとは。

「極限状態になった人ってほぼ見ることができないと思うし、もしそういう状況だった場合は自分自身も極限状態のはずなので客観的にも見れないと思うんです。極限状態になった人間はどういう動きをするのか、変わらない人はなんで変わらないのかだろうとかと思いながら見ていただけると面白いと思います。人間関係の変化や、生徒の一人一人がそれぞれの思いで生きているところもぜひ見て欲しいです。映画を見終わって、何不自由なく生きているのが嬉しいと思ったし、もしかしてこの世界でも携帯使っていたら実はヤバイのかも、って思うくらいのめり込んで見て欲しいです」

―― 最後に2020年の抱負を聞いてみた。

「自分らしくいたいと思います。何かを成し遂げたいという大きな目標も僕の中にありますし、その度その度に自分のここを直していきたいというのはあってもいいとは思いますが、自分を作り上げている根本の部分“自分の好きなもの”“尊敬している人”を大事に生きていけたらと思います。形を変えることはとても大事ですが、信念を貫く方が後々の自分につながってくるかなと思うので。M!LKとしての活動も楽しくやっていきたいし、自分としても新しい知識をつけていきたいです。ひそかにやってみたいと思っていることは一人旅。今までは関東など近い場所しか行ったことないので、今年はもう少し遠出して、美味しいものを食べにいきたいです。またブログなどで報告しますね」


インフォメーション

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(C)2020「シグナル100」製作委員会

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『シグナル100』

1月24日(金)公開


担当教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。「遅刻する」、「電話をかける」、「涙を流す」…普段何気なく行なっている日常の行動が死を招く。その催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。生徒たちが続々と自殺に追い込まれる中、死への恐怖から人間の本性が徐々に暴かれていき、やがて生き残りを賭けた壮絶なデスゲームへと発展していく。(自殺)催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員を殺すのが先か!?

▼公式サイト
https://www.signal100.jp/



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