「自分の名前が呼ばれてすごく信じられない気持ちもあったんですけど、すごく嬉しかったです。どちらかというと信じなれない気持ちの方が大きかったです」
「歌に響きが出るようにすごく努力をしました。橋の上でアニーの『Tomorrow』や『メイビー(Maybe)』や『二人でいればいい(I Don’t Need Anything but You)』をよく熱唱していました(笑)。家でも歌っているか、喋っているか、食べているかっていうくらいずっと口を動かしているんです。ヘッドホンをして勉強しながら歌っていると、聞いているお母さんが「そこの歌い方変じゃない?」って言ってくれて「そうだな」と思って修正してまた歌って・・・それが歌の練習になったのかもしれないです。あと、すごくダンスが苦手なので練習しました。でもオーディションは即興なので振りを間違えても、とにかく笑顔で思いっきり楽しむことを意識して踊りました。特に頑張ったのは最終審査のワークショップです。歌に乗せて表現しないといけないので、とにかく自分の出せる力を出し切って頑張りました。受からなくても自分の力を出し切れればいいなと思う気持ちでできたので、合格することができたのかもしれないです」
「ダンスキッズの中に知り合いのバレエを習っているお姉さんがいたのがきっかけで『アニー』を見に行ったんですが、お姉さんもすごくダンスが上手だったしアニーも孤児たちもすごく演技が上手で、それに圧倒されて私も出てみたいと思いました。でもその時はまだ小さかったので、いつか夢が叶うといいなというくらいに思っていました。本格的に出演したいと思ったのは2019年のオーディションの後。出たい気持ちがメラメラ燃えて、歌やダンスの練習をすごく頑張りました」
「孤児役のみんなとすごく仲が良いし、大人のキャストの皆さんが優しくてすごく話しやすいんです。スタッフさんを含めてみんなにニックネームがあって、スタッフさんともすごく話しやすくて。学校に負けないくらい楽しくて、稽古に行くのがすごく楽しいです」
「アニーの勇敢で明るいところがすごいなと思います。自分が悔しいと思った時にアニーの気持ちが浮かんできて、悔しいことも寂しいことも悲しいことも立ち直ることができます。逆にアニーは孤児なのでずる賢くて頭がいいところが多くて、そこは似ていないと思っています」
「杏ちゃんもポジティブなので自分とすごく似ていると思います。私が笑うとつられて杏ちゃんも一緒に笑って、ずーっと二人で笑ってるんです。連絡先の交換をして杏ちゃんがレッスンの日に連絡すると「明日レッスン頑張ってね」って返信をくれるのが嬉しくて。友達というか家族みたいな大切な存在です」
「楽しみだけど少しドキドキしていたり無事に千秋楽を迎えられたらいいなと思ったり、ちょっとごちゃ混ぜの気持ちです。とにかく無事に初日を迎えられて、明るく元気で前向きなアニーをお届けできたらと思っています。見所は全部ですが“この場面ではアニーはどんな気持ちなのか”と心の変化を楽しんで見て欲しいです」
STAGE
4月23日(土)~5月8日(日)新国立劇場 中劇場にて上演
宮城・大阪・金沢・名古屋公演も予定あり
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