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上演37年目、述べ183万人の観客を魅了したロングランミュージカル『アニー』。「アニー生誕100年」となるアニバーサル・イヤーの主人公アニー(Wキャスト)を演じるのは山本花帆。オーディション時の話や演じるアニーについての想いを聞いた。

明るく元気で前向きなアニーをお届けできたらと思っています

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―― アニーに決まった時の気持ちを聞いてみると。

「自分の名前が呼ばれてすごく信じられない気持ちもあったんですけど、すごく嬉しかったです。どちらかというと信じなれない気持ちの方が大きかったです」

―― 実は『アニー』のオーディションを受けるのは2019年以来2回目だという山本。前回の経験を踏まえて今回のオーディション挑戦までに力を入れて勉強したこととは。

「歌に響きが出るようにすごく努力をしました。橋の上でアニーの『Tomorrow』や『メイビー(Maybe)』や『二人でいればいい(I Don’t Need Anything but You)』をよく熱唱していました(笑)。家でも歌っているか、喋っているか、食べているかっていうくらいずっと口を動かしているんです。ヘッドホンをして勉強しながら歌っていると、聞いているお母さんが「そこの歌い方変じゃない?」って言ってくれて「そうだな」と思って修正してまた歌って・・・それが歌の練習になったのかもしれないです。あと、すごくダンスが苦手なので練習しました。でもオーディションは即興なので振りを間違えても、とにかく笑顔で思いっきり楽しむことを意識して踊りました。特に頑張ったのは最終審査のワークショップです。歌に乗せて表現しないといけないので、とにかく自分の出せる力を出し切って頑張りました。受からなくても自分の力を出し切れればいいなと思う気持ちでできたので、合格することができたのかもしれないです」

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―― 母親の影響で舞台鑑賞が好きになったという山本。最初の観劇は2016年の『アニー』だったそう。いつ頃から観る側から出演する側に興味を持ち始めたのか、聞いてみると。

「ダンスキッズの中に知り合いのバレエを習っているお姉さんがいたのがきっかけで『アニー』を見に行ったんですが、お姉さんもすごくダンスが上手だったしアニーも孤児たちもすごく演技が上手で、それに圧倒されて私も出てみたいと思いました。でもその時はまだ小さかったので、いつか夢が叶うといいなというくらいに思っていました。本格的に出演したいと思ったのは2019年のオーディションの後。出たい気持ちがメラメラ燃えて、歌やダンスの練習をすごく頑張りました」

―― 現在公演に向けて連日稽古を行なっているが、稽古現場の様子とは。

「孤児役のみんなとすごく仲が良いし、大人のキャストの皆さんが優しくてすごく話しやすいんです。スタッフさんを含めてみんなにニックネームがあって、スタッフさんともすごく話しやすくて。学校に負けないくらい楽しくて、稽古に行くのがすごく楽しいです」

―― アニーの明るくポジティブな部分が自分と似ているそう。アニーの好きな部分、ここは自分とは似ていない部分とは。

「アニーの勇敢で明るいところがすごいなと思います。自分が悔しいと思った時にアニーの気持ちが浮かんできて、悔しいことも寂しいことも悲しいことも立ち直ることができます。逆にアニーは孤児なのでずる賢くて頭がいいところが多くて、そこは似ていないと思っています」

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―― 「歌や台詞や登場シーンが多くて初めて体験することばかりで大変だが、一人じゃないから頑張れる」という山本。中でもWキャストでアニーを演じる山崎杏さんは特別な存在だそう。

「杏ちゃんもポジティブなので自分とすごく似ていると思います。私が笑うとつられて杏ちゃんも一緒に笑って、ずーっと二人で笑ってるんです。連絡先の交換をして杏ちゃんがレッスンの日に連絡すると「明日レッスン頑張ってね」って返信をくれるのが嬉しくて。友達というか家族みたいな大切な存在です」

―― 公演まであと数日。初日を迎える今の心境と『アニー』の見どころについて聞いた。

「楽しみだけど少しドキドキしていたり無事に千秋楽を迎えられたらいいなと思ったり、ちょっとごちゃ混ぜの気持ちです。とにかく無事に初日を迎えられて、明るく元気で前向きなアニーをお届けできたらと思っています。見所は全部ですが“この場面ではアニーはどんな気持ちなのか”と心の変化を楽しんで見て欲しいです」


インフォメーション

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STAGE

2022 丸美屋食品ミュージカル『アニー』

4月23日(土)~5月8日(日)新国立劇場 中劇場にて上演
宮城・大阪・金沢・名古屋公演も予定あり


※アニー役

舞台は1933年のニューヨーク。世界大恐慌直後の街は、仕事も住む家もない人であふれていました。誰もが希望を失っているなか、11歳の女の子アニーだけは元気いっぱい。11年前、孤児院の前に置き去りにされたというのに、いつか両親が迎えに来ると信じて、逆境にひるむことなく前向きに生きています。そんなある日、大富豪オリバー・ウォーバックスの秘書グレースに気に入られたアニーは、クリスマスの2週間をウォーバックスのもとで過ごすことに。ウォーバックスは、アニーを養女にしたいと思うようになります。しかしアニーは、本当の両親と暮らすという夢をあきらめきれません。その強い気持ちに打たれたウォーバックスは、懸賞金をかけて彼女の両親を捜すことにします。ところが、それを知った孤児院の院長ハニガンと弟ルースター、その恋人のリリーは、懸賞金目当てに悪だくみを始めて・・・・・。アニーの夢はかなうのでしょうか?

▼公式サイト
https://www.ntv.co.jp/annie/

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インタビューをご覧頂いた方の中から抽選で2名様に、直筆サイン入りチェキをプレゼント!
【応募締め切り】2022/05/09(月)12:00まで
詳しくは、下記へアクセス!!
https://fc.stardust.co.jp/pc/ticket-present/

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