「これまで医療ドラマに携わることがなかったので、現場で見るものすべてが新鮮ですし、出演が決まったときは本当にうれしかったです。病人の役はやったことがあるけれど、病院という場所でお医者さんたちと関わりながら…という物語は初めてです。台本がすごく面白かったので、撮影がとても楽しみでしたし、お医者さんを演じている方たちが憧れの俳優さんや女優さんだったりするのですごくワクワクしました。研修医役の方たちが交代でさまざまな診療科を担当するので、いろいろな役者さんに会えるのも楽しみのひとつでした」
「沙智は、私には想像もつかないような辛さを味わってきたと思います。ちょっとひねくれていて、すべてに対して冷めているように見えますが、根本には病気や生きることに対しての恐怖があります。そこを意識して演じることができたらいいなと思っていました。演じ方については『基本的にグレているようなイメージで』というリクエストがありました」
「池田さんはすごく気さくで明るくて、いろいろな話をしてくれます。ドラマでは第2話くらいまでツンケンしているけれど、撮影では初日から学校の話、好きなアイドルの話などで盛り上がりました。BLACKPINKとかTWICEとかK-POPアイドルの話をすることが多かったです。初めての医療ドラマでシリアスなシーンもあるので初日は少し緊張していましたが、池田さんが気軽に話しかけてくださったおかげで、とてもリラックスして撮影できました」
「病気を患っているので、辛いシーンが出てくるとは思っていましたが、気持ち的にすごく苦しかったです。台本でも泣いちゃいました。沙智の姉が登場するのですが、私にも兄が二人いるので『もし、沙智と同じ状況になったら…』と想像しただけで、すごく悲しかったし、胸が苦しくなりました」
「どちらかというと『自分だったら…』とは考えないタイプでした。特別なきっかけがあったわけではないけれど、最近は自分と重なるところがあると『もし自分がそうなったら…』と考えるようになった気がします。役によりけりですし、自分と重なる部分が全くないときはそういうアプローチはしません。今回の場合、沙智には姉がいて私には兄がいてと、上に兄弟がいることやもともと仲の良い姉妹という共通点があったので、重なる部分を感じたのだと思います」
「自分のことに対してはめちゃくちゃ鈍感です。母や友達など周囲から指摘されないと気づかないこともよくあります。でも、逆に友達や周りのことに対しては敏感なところはあると思います。友達の変化や悩みにも割と早く気づくことができます。表情を読めるのは演技をやってきたからかもしれません。そういう洞察力は鋭いほうだと思います」
「『いつか』という曲を聞いた瞬間にハマって、ライブにも行くしグッズも買うほど大好きです。プレイリストにはSaucy Dogの曲が40曲くらい入っていて、通学のときも、仕事の移動時間にも聴いて、毎日癒されています。今、私が興味あるのはバンドです。Saucy Dog以外にもMr.ふぉるてやクリープハイプも聴くようになりました。クリープハイプを聴き始めたのも、Saucy Dogがカバーするのを聴いたのがきっかけというくらい、Saucy Dogにハマっています!」
「成長したと感じているのは、気持ちの切り替えです。嫌なことやへこむことがあってもすぐ前を向けるようになったのは成長だと思います。少し前までは割と引きずっていました。気持ちに余裕が出てきたのが理由だと思います。心の成長ってやつかと(笑)。人に弱みを見せたくないタイプで、本当はすごく引きずっているのに、引きずっていないように見せていて疲れることもありました。母からも『切り替え、早くなったね』と言われるようになりました。私の強がりを見抜いていた母からのその言葉は、かなりうれしかったです。
成長したいと思っていることもあります。物事に優先順位をうまくつけられるようになりたいです。やりたいことが多すぎて、新しいことをどんどん始めてしまうし、頼まれると断れなくていろいろなことを引き受けてしまうため、気づくとやらなきゃいけないことがすごく増えていることもよくあって…。『計画性がない』とよく言われるので、物事の優先順位をつけて、先のことを考えて計画を立てられるようになりたいです」
「内容によりけりです。基本的には母ですが、学校で起きたことは学校で友達に話して消化します(笑)。悩みというよりも、とにかくいろいろな話をして盛り上がっています。恋バナもしますし、好きなアイドルや音楽の話もします。私は話をするより聞くことのほうが多いかもしれません。本当は、自分から恋の相談とかもしてみたいけれど、今のところまだなくて…」
「憧れます!イヤホン拾ってもらって好きになるなんて、すごくいいなって思います。声が低いせいか、落ち着いた役やひねくれたような役が多くて…。もちろん、そういう役も演じていて楽しいのですが、少女漫画みたいな作品にも出たいですし、キュンキュンしたいです。告白をするのもされるのも憧れます。現実ではなかなか機会が巡ってこないので、まずは作品で経験してみたいです。ハッピーでキラキラした作品、やりたいです!」
「今回は玉森さん演じる諏訪野が中心になって患者の謎を解いていますが、いつか自分が謎を解く側に回りたいです。ミステリーとか事件が起きる作品はすごく好きなので探偵になって事件を解決したいです!あとは、やっぱりずっと言い続けているサイコパスのような役にもいつか挑戦したいです」
「大河ドラマは初めてではないけれど『八重の桜』は2013年なので、ほとんど初のような気持ちでした。すごく緊張したけれど、終わってみたら楽しかったと思えているので、出演できてよかったです」
「ダボっとした服を着て、アームウォーマーをして、ヘッドフォンを首にかけて…みたいなスタイルがすごくかっこいいなって思っていて、古着屋さんを回ったりもしています。古着やストリート系のイメージがないとよく言われるのですが、結構好きなんです。メイクもずっと大好きで、今までは女の子らしいメイクをしていたけれど、最近は跳ね上げラインを入れたかっこいい系のメイクにも挑戦しています。自分でやるのは本当に難しいので、メイクさんとかにコツを聞き出しているところです」
Writing:タナカシノブ
TV
毎週土曜22:00~放送中
日本テレビ系
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